焼肉屋の開業に必要な準備・資格・資金とは?業務用米の安定仕入れも成功のカギ!

目次

焼肉屋の開業に必要な準備と資格とは

焼肉屋の開業の際にどんな準備や資格が必要なのか、わからないという人も多いでしょう。開業前の準備として資格の必要性や開業の流れについて紹介します。スケジュールとステップを知り、開業資金や初期費用の目安についても知っておきませんか。

焼肉屋の開業前に取得しておくべき資格

焼肉屋の開業前に必要な資格についてですが、調理師免許は必ずしも必要ではありません。ただし、免許があればより経験やスキルを活かすことができます。(食品衛生責任者になるための講習が免除されます)

  • 資格としては、食品衛生責任者の資格や飲食店営業許可が必須です。
  • 防火管理者 (従業員30人以上または広さ300平米以上の場合)も対象の店舗では必要です。

それぞれの手続きは次の通りとなります。

食品衛生責任者:1日程度の講習で取得可能です。

飲食店営業許可:保健所へ相談し、営業許可申請書や書類の提出が必要です。

防火管理者 (従業員30人以上または広さ300平米以上の場合):防火管理講習で取得可能です。

開業までのスケジュールとステップ

焼肉屋の開業までのスケジュールとステップは次のようになります。

  • 6ヶ月前まで  

自己資金を貯めます。足りない部分は、融資や補助金、助成金などで検討するといいでしょう。開業資金の見通しが付いたら、事業計画を立て、予算に応じて物件を取得します。

  • 4ヶ月前まで

店舗の設備工事を行います。

  • 2ヶ月前まで

食品衛生責任者の資格取得、営業許可申請を早めに準備します。

  • 1ヶ月前まで

メニューの最終調整、スタッフ募集などを行います。

開業資金と初期費用の目安

焼肉屋の開業資金の目安ですが、1,000万円~3,000万円程度が必要です。店舗の規模によって開業資金は大きく異なりますので注意してください。店舗の物件取得費が大きな割合を占め、また内装工事にも大きな費用が必要です。

すぐに経営が順調に行くかどうかもわかりませんので、初期投資として約6ヶ月分の運転資金も準備しておくことが大切です。店舗規模によって、280万円~800万円までの費用を準備してください。

焼肉屋を始める際に揃えておきたい設備・備品・仕入れ先

焼肉屋を始める際には次のような設備や備品、仕入れ先を揃えておくことが大切です。経営が安定するように環境や体制を整えるようにしてください。

厨房設備・テーブル設備に必要なもの一覧

店舗で焼肉屋を行う場合は、厨房設備やテーブル設備が必要です。他にもレジなどの会計設備が必要となります。

厨房設備

  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • 作業台やシンク、吊戸棚
  • 調理道具(包丁や砥石、肉と野菜と分けたまな板など)
  • フードプロセッサーやスライサーなどの機器も便利

テーブル設備

  • 無煙焼肉ロースターや防煙装置
  • 焼き網、炭火・七輪
  • 食器・テーブル・椅子

肉だけじゃない!お米の安定仕入れが重要な理由

焼肉屋の仕入れとしては、美味しい肉だけでなく、安定したお米の仕入れも大事になります。焼肉とご飯を一緒にランチで、定食として食べる人も多いでしょう。

焼肉ではご飯が進みますので、お米を安定して仕入れ、美味しいお米にこだわることもおすすめです。焼肉屋の仕入れ先選びとしては、安定した質と量を提供してくれる所をしっかり確保しておくことが大切です。

仕入れ先の選び方と業務用米の導入メリット

お米の場合には価格が高騰したり、品薄な状況になったりしないように、卸で仕入れて、業務用米を導入しておくことが重要です。

業務用米を導入するメリットとしては、価格が安定してリーズナブルになること、また、品不足などになっても、仕入れ先などをいろいろ探さずに済むメリットがあります。大量のお米を仕入れなければならない場合は、仕入れ先の確保が重要です。

焼肉屋開業を成功させるためのコツと差別化ポイント

焼肉屋を開業して成功させるためのコツと他店との差別化ポイントについても良く知っておきませんか。焼肉屋ならではのメニュー作りや構成、焼肉に合う業務用米の選び方がポイントのため参考にしてください。

人気店が実践しているサイドメニュー戦略

焼肉屋の人気店は、サイドメニューをいろいろ作り、原価率の低いメニューをたくさん提供しています。

肉のメニューだけでなく、キムチやナムル、サラダ、スープ、ご飯物などのサイドメニューで原価率を下げる方法がおすすめです。サイドメニューを増やすことで女性や子どもなどの客層も広がります。

ターゲットと立地に合ったメニュー構成の作り方

ターゲットと立地に合ったメニュー構成もとても大事です。駅前などビジネス層が多い場所や住宅街が近くファミリー層が多い場所によって、メニュー構成を変えるといいでしょう。

ファミリー層が多いのであれば、サイドメニューでデザートなどを工夫したり、キッズのメニューを作ることが大切になります。

焼肉に合う業務用米の選び方

そして、焼肉に合うお米をよく選ぶことも重要です。次のようなお米が焼肉には合います。

業務用米ならば焼肉に合うお米もアドバイスしてもらえますので、お米にこだわって、次のような銘柄を選ぶことで他店との差別化を図ってみませんか。

  • 山形県産夢ごごち

こだわりのお肉にはこだわりのお米を選んでみることがおすすめです。「山形県産夢ごごち」は、コシヒカリを改良して作られた低アミロース米です。粘りと柔らかさの両方があり、もちもちとした食感と甘みがあるため冷めても美味しいのが特徴です。

  • 新潟県産こしひかり

甘みと粘りがあるブランド米で、粘り、甘み、香りが特徴的です。炊き上がりの時に白く美しい艶があり、口に入れた時にはもっちりとした食感が魅力です。焼肉の食感と相性がいいお米です。

  • 奈良県産ひのひかり

「奈良県産ひのひかり」は、大粒でもっちりした食感が魅力です。また、もっちりとした食感がありながら粘り過ぎずバランスのいいお米となっています。艶もあり、焼肉を美味しくしてくれます。

まとめ

焼肉屋を開業する際の流れや必要なものを紹介しました。焼肉屋は、肉にこだわり、お米にこだわることが大事です。差別化をするためにもそれぞれの仕入れ先にこだわってみるといいでしょう。業務用米で美味しくて安定したお米の仕入れを目指して成功を目指してみることをおすすめします。

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