新米の魅力
新米は人気があり、毎年新米の時期になるといつから出回るのかが気になるでしょう。
新米の美味しさは、いろいろありますが、獲れたてのお米のみずみずしさが魅力です。
新米の魅力と市場に出回る時期について詳しくご紹介します。
美味しい新米を味わうための参考にしてください。
水分量の多さがみずみずしさの秘密
新米の魅力の一つは、獲れたてのため水分量が多いことです。そのため、炊き上がりがみずみずしくなり美味しいと感じられます。
お米は保管しているうちに水分量が段々と減っていきます。
獲れたてのみずみずしいお米は貴重ですので、美味しいうちに食べるのがおすすめです。
毎年秋に収穫
新米は、毎年秋に収穫されます。
地域やお米の種類によっても変わりますが、秋に多くのお米が新米として収穫されます。
沖縄や九州の一部では7月頃から収穫され、8月頃から九州や近畿、東海、北陸で収穫されます。
そして、9月の秋になると関東から北でも一斉に収穫時期を迎えます。
東北や北海道での収穫も行われ、多くの新米が全盛期となります。
新米が市場に出回る時期
収穫は、7月~9月頃ですが、多くのお米が市場に出回るのは11月が多いでしょう。
収穫して自然乾燥などの収穫後の工程にも手間が掛かります。
実際に小売店で「新米」という表示のあるお米が販売される時期は、11月頃が多くなります。
「新米」表示のお米を見かけるのは短期間の場合もあり、出回るのをよくチェックしておいてください。
新米表示のルール
新米表示のルールについてもご紹介します。
「新米」という表示は、12月31日までに袋詰めしたお米に対して表示されます。
そして、このお米が年が明けてから販売される場合もあるため、それも新米表示となります。
実際に新米かどうかを確認するためには、「〇年産」の表示もチェックするといいでしょう。
早い時期
「新米」は、その年の早い時期に収穫されたお米となります。
「〇年産」の早い時期のお米が新米です。
「〇年産」のお米は、新米の時期からまた次の新米ができる頃まで長く販売されます。
収穫されてから早い時期の2ヶ月~5ヶ月程度の早い時期のお米が、新米と言われるお米です。
玄米でも新米なのか
玄米についてですが、玄米の場合の新米表示についても見ていきます。
玄米の場合は、精米されていなくても、12月31日までに容器に入れられたり、包装されたりしたものを新米と呼びます。
玄米で保存していた方が長持ちしますので、玄米の新米を購入して、長めに美味しい新米を楽しむのもいい方法でしょう。
新米の美味しさ期限
次に、新米としての美味しさの期限についても詳しく見ていきます。
新米は美味しいのですが、そのみずみずしい美味しさは時期が経つと失われていきます。
水分が減少すると美味しさも減っていきます。
できるだけ早く食べ、保管方法なども注意することが大切です。
新米が美味しく食べられる期限
新米が美味しく食べられる期限ですが、できるだけ早く食べるのがおすすめです。
通常のお米も同じですが、精米してから間もないお米が美味しいお米です。
9月までの暑い時期は2週間程度、10月以降で涼しくなると精米後1ヶ月程度が美味しいお米と言えます。
新米を美味しく食べるには、精米日をチェックして1ヶ月程度を期限に食べきるのがいい方法です。
新米のおすすめ保管方法
新米のおすすめの保管方法については、美味しさを保つために冷蔵庫の野菜室などで保管するのがおすすめです。
精米したお米は、温度が高いと味がすぐに落ちてしまいます。
また、虫が付くこともあり、冷蔵庫で保存するのがいい方法です。
また、保管容器としては、冷蔵庫に入れる場合はスペースがないため2リットルなどのペットボトルに入れて保存するといいでしょう。
2リットルで10合分のお米を保存可能です。
蓋を閉めてしっかり密閉して保存するのがおすすめです。
ペットボトルを何本か入れて保存しましょう。
まとめ
新米が出回る時期は、美味しいお米を味わいたい時期です。
新米の時期をチェックして獲れたての美味しさを堪能してみませんか。
11月頃が多くの新米が出回る時期です。
「新米」の表示を見たら早速購入してみるのがおすすめです。
できるだけ精米されてから間もない新米を食べるようにし、保管方法も冷蔵庫の野菜室などに入れて美味しく保存してみましょう。
新米ならではのみずみずしい美味しさのお米を、できるだけそのまま長く保って食べたいでしょう。