ブレンド米で見かける白いお米とは?味に影響ある?

目次

お米が白い理由

お米を選ぶ際に、どんな点を見て選んでいるでしょうか。お米の色で選ぶという人もいます。きれいな白い色をしていると美味しいお米という人も中にはいます。白いお米が美味しいのか、お米が白い理由について詳しく知ってみるといいでしょう。
どんなお米が美味しいのかについて、詳しくご紹介します。

お米の白さのヒミツ

まず、お米の白さのヒミツについてご紹介します。お米は、精米をすることによって白くなります。お米は、精米してヌカの部分を削ることで白くなっていきます。その際、削れば削るほど白いお米になるでしょう。
しかし、それと同時にヌカの下の白米の表層部分の旨み成分が削られてしまいます。あまり削り過ぎに注意が必要です。

白いお米の特徴

つまり、真っ白なお米は、この美味しい部分が削られ過ぎているお米とも言えます。色が白くてきれいだからいいお米だという見方はしない方がいいでしょう。
美味しいお米は、白いお米ではなく、半透明のツヤがあって乳白色のお米です。美味しいお米の色の特徴を覚えておくのがおすすめです。
お米の袋から米粒が見えることも多いため、美味しいお米の色の特徴を知っておくといいでしょう。自分の目でお米の半透明の色を確認して選んでみませんか。

白いブレンド米

白いお米は、ヌカ層の下の白米表層部まで削っているということになりますが、他にも白いお米になることがあります。
様々な銘柄や産地、産年のブレンド米の中にも、白いお米が混じっていることがあります。
白いお米には、詳しくどんなお米があるのかを見ていきます。

ヌカ層のすぐ下の白米の表層部分

前に説明しましたが、ヌカ層のすぐ下の白米の表層部分まで削ってしまうと白いお米になります。白いお米は少し削り過ぎで、できれば白いお米が少ないお米がおすすめです。ブレンド米を選ぶ際も注意して選ぶといいでしょう。

粉状質粒、白未熟粒など

また、お米に粉状質粒、白未熟粒が混じってしまうと白いお米になってしまいます。お米が成熟する際に、天候が悪いと白い粒や乳白色の粒になってしまいます。
ただ、一般的に粉状質粒、白未熟粒は、精米の過程で機械によって取り除かれます。しかし、どうしても少し混じってしまうことがあるでしょう。しかし、これは悪いお米ではありませんので、安心してください。

味に害・影響なし

また、白いお米がブレンド米に入っていたからといって味に害があるのかですが、影響はあまりないと言えます。
ブレンド米ということで、美味しくないのではないかと思う人もいるかもしれません。しかし、ブレンド米に白いお米が含まれていても大丈夫です。
粉状質粒、白未熟粒の白いお米が少し多く入っている場合は、強く洗いすぎると割れてしまうことがあるかもしれません。優しく洗うようにしましょう。

また、白いお米はデンプンの割合が少ないため、少し柔らかく炊けてしまうかもしれませんが、水の量を調整するといいでしょう。お好みで水を減らして炊くことで美味しいお米が炊けます。お好みのお米の炊き具合を確認して炊くといいでしょう。
そもそも、お米の粉状質粒については、「米穀公正取引推進協議会」のガイドラインで15%以下」と言う基準が作られています。

ブレンド米の場合も、この基準に乗っ取ったお米ですので安心です。1割~2割程度の白い粉状質粒が混じっていても、食味や炊き上がりについてはあまり変わらないとされていて大丈夫です。
できるだけ白いお米がない方がいいのですが、少し含まれているブレンド米であっても、味はあまり変わらないと言えます。

まとめ

お米は、白いお米がおいしいのかどうかについてご紹介しました。白いお米は、ヌカの下の層まで削られていることが多く旨味成分が少し減ります。
また、白い粉状質粒については、少し未熟なお米となります。できれば、半透明の艶のあるお米を選ぶといいでしょう。

また、複数銘柄をブレンドしたブレンド米を選んだ際に、白いお米が含まれていると感じることがあります。しかし、少しの割合であれば、あまり味や炊き上がりには影響がないと言えます。全体的に白いお米と言うのではありませんので、美味しさは変わらないものとして美味しく食べられるでしょう。
また、少し白いお米が多いと感じたブレンド米などは、水を控えることで美味しく食べられます。炊き方のコツを知っておくことで、美味しいブレンド米をリーズナブルに食べられておすすめです。

この記事を参考にすることで、美味しいお米の色も自分の目で確かめながら、美味しいお米、ブレンド米などを選ぶといいでしょう。

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