秋落ち

アキオチ

秋落ちとは、生育後期になって徐々に生育が停滞し、実の収穫量が減収する現象を指します。
秋の収穫期に収穫量が落ちる現象であることから「秋落ち」という名称で呼ばれるようになりました。
秋落ちが起こる要因としては、排水不良の湿田、土壌の養分(「鉄」や「マンガン」)が不足している場合(=「老朽化水田」)や有機物が過多な場合などが挙げられます。
通常、水田に硫化水素が発生しても鉄やマンガンがあれば、それらと結合して無害化されます。
しかし、それらの要素が不足していることで、硫化水素が根の呼吸や栄養吸収を阻害し、場合によっては根腐れを起こしてしまいます。
こういった秋落ち現象が起きないよう、鉄やマンガンの他に「けい酸」などを土壌に肥料として補給することで、稲がしっかりと育つ土壌を作ることが重要となります。