冷えたご飯は血糖値を下げるのに効果的!

目次

血糖値が高くて心配という人も多いでしょう。血糖値が高い場合には、生活習慣を考え、食事を見直すという人も多くなります。
心配な血糖値ですが、血糖値が上がると具体的にどうなるのをまず知った上で、対策を取ってみるといいでしょう。まず、血糖値が上がるとどうなるのかからご紹介します。

血糖値が上がるとどうなる?

血糖値が上がると、糖尿病になったり、免疫力の低下、また他の生活病になったりする危険性が高まります。
詳しく見ていきますので、参考にしてください。

糖尿病になる可能性

まず、血糖値が上がると糖尿病になる可能性が高くなります。
血糖値が高い状態が続いて下がらない場合は、糖尿病になったり、動脈が硬くなって詰まりやすくなり、動脈硬化を引き起こしてしまったりするでしょう。
糖尿病は、知らないうちになる人も多いために、注意が必要です。

免疫力の低下

また、血糖値が上がると白血球の働きも悪くなり、病原体を殺す役割が低下していきます。
そして、血糖値が上がって糖尿病になることによっても、感染症にかかりやすくなります。
動脈硬化が起き、血流が十分に行き渡らず、傷なども治りにくいなど免疫力が低下します。

生活習慣病への危険

そして、食べ過ぎ、運動不足、肥満などが原因で血糖値が上がることが多いために、それらによって様々な生活習慣病を引き起こす可能性があります。
特に糖尿病になった場合、腎機能にも障害が起きてきます。また、動脈硬化が進み、高血圧や脂質異常症、肥満など様々な生活習慣病への危険性があるでしょう。

冷えたご飯で効果が変わる

ここで、血糖値が高いと悩む人に、冷えたご飯が効果的ということが言われていますので、ご紹介します。
ご飯は、ともすると、炭水化物や糖質が多いためにダイエットの敵と呼ばれることも多いでしょう。
血糖値を上げるものとなっていますが、冷えたご飯にはまた別の良い効果があるとも言われています。

レジスタントスターチとは

ご飯などの炭水化物には、糖質だけでなく食物繊維が多く含まれているのを知っていますか。また、ご飯を冷やすと「レジスタントスターチ」というデンプン成分が増加すると言われています。
この「レジスタントスターチ」がさらに食物繊維の役割をしてくれ、通常他の植物繊維ではなかなか届きにくい直腸にもアプローチします。
直腸にも善玉菌が届けられることが注目されています。
また、冷えたご飯を食べることで、カロリーも半分になり、ゆっくり消化吸収され、血糖値の上昇も抑えられると言われています。

肥満の予防

冷えたご飯は、「低GI食品」として評価されるようになってきていると言えるでしょう。血糖値が抑えられ、腸内環境を整えることができる「レジスタントスターチ」を含んだ優秀な食べ物となっています。
そして、この冷えたご飯に含まれる「レジスタントスターチ」は、腸内環境を整えるだけでなく、脂肪燃焼や食欲抑制ホルモンを分泌するとも言われます。肥満の予防にもおすすめです。
毎日食べるご飯ですので、温かいご飯だけでなく、冷えたご飯も食べることで、この「レジスタントスターチ」の効果を活かしてみるといいでしょう。

まとめ

冷えたご飯に血糖値を抑える「レジスタントスターチ」という成分があることをご紹介しました。
血糖値で悩んでいる人は多く、ご飯などの炭水化物を制限しなければと思っている人も多いでしょう。
しかし、冷えたご飯にすることで、「レジスタントスターチ」の効果を活用してみるのもおすすめです。

お昼のお弁当のご飯やおにぎりにしてご飯を食べてみませんか。
お昼のお弁当をおにぎりにすることで、夕飯時の血糖値にも効果を発揮してくれます。
夕食で食べ過ぎがちな人は、お昼をお弁当やおにぎりにしてみるのもいいでしょう。
水溶性植物繊維の海苔を巻くことでも効果がさらに高くなり、また「レジスタントスターチ」は、もち麦にも多く含まれている成分です。

もち麦は、冷えてももちもちした食感が楽しめます。
意外なご飯の効果を知って、冷えたご飯を上手に活用してみるといいでしょう。
毎日のご飯で、生活習慣病の予防ができれば手軽で嬉しいことです。

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