おいしいお粥の簡単な作り方をご紹介!

目次

お粥はヘルシーなため、最近注目されています。また、様々なお粥メニューも人気となっていますので、簡単な作り方をご紹介したいと思います。
お粥の栄養効果についても知って、いろいろ作ってみませんか。

お粥とは

お粥は、柔らかくて消化が良いのが特徴です。風邪などの病気の時や離乳食や介護食などで作られるのはもちろん、ヘルシーで美味しいために最近では日常的な食事でも作られています。
お粥の特徴はというと、柔らかい食感ととろみがついて甘みが出る点です。そして、お粥には、水の割合で様々な柔らかさの種類があるのが特徴です。

柔らかさによって、全粥、七倍粥、十倍粥、二十倍粥などがあります。全粥は、水の量を基準にして、米に対して水が五倍のお粥を言います。そして、水の量が七倍粥、十倍粥、二十倍粥となるにつれ、より柔らかいお粥になります。

また別の言い方では、7分粥などと言い、全粥の10分の7の米の量、5分粥は全粥の10分の5の米の量、3分粥は全粥の10分の3の米の量で作るお粥を表します。こちらは、3分粥が米の量が少なく水が多いため、この中では最も柔らかなお粥となります。様々な柔らかさで作ることができるでしょう。
また、お粥はお米から作る場合とご飯から作る場合があります。お米からゆっくりと時間を掛けて作った方が柔らかくできます。

お粥の栄養効果

お粥の栄養効果についてご紹介すると、お米の栄養素の多くは炭水化物です。消化に良いのが特徴です。また、柔らかく水分が多いためにあまり咀嚼しなくても消化良く食べられます。
脂質も少なく食欲がない時でも、あっさり、すんなりと食べられ、炭水化物をメインに栄養を摂ることができます。また、お粥は温かいため、風邪を引いた時にも良く体温が上がって血流が良くなる効果もあります。

さまざまな世代の人たちに愛される「お粥」

消化がいいお粥は離乳食から介護食まで活用されます。小さな頃から慣れ親しんできたという人も多いでしょう。
そして、最近では、若い女性などもヘルシーなお粥を食べる人が増加。お粥にして、おかずを工夫することでヘルシーかつ栄養バランスのいい食事を目指す人も増えています。様々なレシピも登場しています。

これがおいしいお粥!基本のお粥レシピをご紹介

おいしいお粥を作るためのレシピもご紹介します。お粥に適したお米の品種もありますので、まずお米選びからしてみることも大切です。

適したお米の品種とは

お粥は、柔らかくなるまで煮ます。煮てもさらっとした食感のお米がお粥に適しているでしょう。あまり粘り気の強くない、あっさりした品種が向いています。
品種としては、北海道のきらら397や愛知県のあさひの夢、あいちのかおりや熊本県のヒノヒカリなどがおすすめです。

基本のお粥のレシピ

ここからは、お粥のレシピを具体的にご紹介します。まずは七倍粥の基本的な作り方のご紹介です。

  1. 米を研いで、水を切っておきます。
  2. 米1/2合に水600mlの割合で入れて鍋にかけ中火で煮ます。
  3. ぐつぐつと沸いてきて表面が白くなってきたら、鍋の底にくっつかないようにしゃもじで混ぜます。
  4. そこから弱火にして、蓋を少しだけ開けた状態で30分~40分ゆっくりと煮て柔らかくなったら火を止めます。
  5. 蓋をして火をとめて10分ほど蒸らしたら出来上がりです。

七倍粥では、お米の粒が少し残った、ふわふわっとしたような状態の柔らかなお粥を目指すといいでしょう。
また、水の量を変えることで、様々な柔らかさのお粥が楽しめるでしょう。

お粥アレンジ

お粥アレンジとしては、鶏がらスープなどのだしを効かせて最後に溶き卵を回し入れる「鶏だし卵お粥」などがおすすめです。
また、キムチやとろけるチーズなどを入れたお粥や鶏むね肉を入れ、生姜を効かせ薄口醤油とゴマ油を垂らした中華粥もおすすめです。

お粥と相性のいい、卵やチーズ、鶏肉などでタンパク質を補うと栄養バランスもいいでしょう。
味は和風や中華風、洋風にアレンジすることが可能です。味がサッパリして物足りないと感じる時には、ゴマ油で中華風にしたり、オリーブオイルを掛けて洋風にアレンジするといいでしょう。お粥は様々なアレンジができるのが魅力です。

まとめ

お粥の作り方は、お好みの柔らかさに応じて水加減を調整して作ることができます。ゆっくりと時間を掛けてお米から作るとより柔らかなお粥が作れるでしょう。もちろん、簡単に作る場合は、お米から炊いても大丈夫です。
どちらにしても少量作るならば簡単に作れるお粥です。具材や調味料に工夫をして消化が良く、栄養バランスのいいお粥を食べることができます。簡単に作れるため、朝食や夜食などにもおすすめです。バリエーションを増やして、食べやすいお粥をたくさん作ってみるといいでしょう。

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