新米の水加減は多め?少なめ?水の量は室温、炊き方で変わる

目次

 

新米の水加減は多め?少なめ?炊飯するときに悩む一番多いご質問。
室温、お米の品種で水分量が違うので炊き方も変わります。
新米といわれる時期のお米を扱う場合の水加減について説明していきましょう。

新米に含まれる水分量とは

毎年新米の季節になると、美味しく新米を炊いて食べてみたいと思う人が多いのではないでしょうか。
新米は、よく水を控えて炊くのがおすすめと言われますが、どのように炊くのが美味しいのかを具体的にご紹介します。
新米を美味しく炊くには、新米に含まれる水分量を知ることが大切です。
夏場や冬場によっても炊き方は異なり、炊飯器や土鍋、圧力鍋などで炊く場合もまた異なります。
新米の水分量とそれぞれの美味しい水加減や炊き方について、詳しく知ってみませんか。

古米との水分量との違い

新米を美味しく食べるために、新米の水分量についてまずご紹介します。
新米は、収穫して間もないお米となり、これまで水分が多いと言われてきました。
しかし、お米の水分量は15%程度で出荷するようになっていて、新米も古米も実は同じ水分量です。

現在では乾燥機で乾燥させることが多く、玄米も一年中同じ環境の低温管理で保管でき、保管環境も整っています。
水分量は、昔言っていたようには古米であっても、それほど変わらないと言っていいでしょう。
以前は、新米は水加減を1割減らすと言われていましたが、それほど減らさなくても良くなっています。

新米は銘柄によって炊き方が違う?

 

また、新米の銘柄によって炊き方を変えた方がいいのかですが、お米には銘柄によってモチモチとした食感に炊き上がるお米と、しっかりとした食感が味わえるお米があります。
それらの銘柄によって、新米も水を加減するのがいい方法です。

モチモチした特徴のコシヒカリなどの銘柄米の場合は、新米の水加減もやや控えめにします。
そうすることで、ベチャッとなるのを防いで美味しく炊けるでしょう。
また、しっかりとした食感のササニシキなどの銘柄米は、新米だからと水を控えると硬すぎてしまいますので注意が必要です。通常通りに炊きましょう。

新米を炊くときの水分量は多め、少なめ?

 

新米を炊くときの水分量は、最近ではあまり気にせずに炊くことができると言えます。
一度炊いてみて、銘柄や炊く時期の気温、また何で炊くのかによって水分量を調整するといいでしょう。
詳しくそれぞれの水分量や炊き方についてご紹介しますので、参考にしてください。

夏場、冬場の違い

 

新米を炊く際には、夏場は気温が上がり、お米を炊く水の温度も上がります。
新米が多く出回る9月〜10月は、まだ水温がとても高いので特に気をつけましょう。
水を浸水させてお米を炊きますが、夏場は30分と短く浸水させるのがコツです。
炊飯器で、タイマーを使って炊く場合は、お昼になって水温が上がらないようにも注意してください。

水の量と言うよりも浸水温度に気を付けましょう。浸水させたまま水温が上がると、せっかくの新米の変色や風味が劣化しますので気を付けてください。
そして、冬場は水温が低いため、ゆっくり吸水しますので、1時間程度浸水させて炊きましょう。

炊飯器の場合

新米の炊飯器での炊き方ですが、新米でも通常の水加減で大丈夫です。
お米の銘柄の特徴によって、水の量を多め、少なめに調整し、気温で浸水時間を決めましょう。
夏場などは氷を3~4個入れて新米を炊くのもおすすめです。
そして、新米が炊き上がったら、自動保温を一度切って、蓋を開けて蒸らす方法がおすすめです。
15分程度新米が炊けた際の湯気で蒸らして、その後保温を付けるとふっくらとした新米が炊き上がります。

土鍋の場合

新米を土鍋で炊く場合ですが、水分量と言うよりも土鍋ではあまり強火で炊かないのがコツです。
ゆっくり温度を上げることで、甘みのある新米が味わえます。
温度上昇が早すぎてしまうと甘みが少なく、芯が残ったご飯になってしまいますので、注意してください。
土鍋で炊く場合も、火を止めて最後の蒸らしに時間を掛けて炊きましょう。

圧力鍋の場合

圧力鍋でお米を炊くと短時間にお米が炊けておすすめです。
新米を炊く際にも、加圧時間は2分程度で、5合以上のたくさんのお米を炊く場合でも3分程度の加圧時間で炊けます。
加圧し過ぎないようにするのがポイントです。

そして、圧力鍋では炊き上がったら、早く蒸気を逃すことが必要です。
減圧のために蒸気抜きをまずしましょう。20分ほどすると蓋が開けられるようになります。
圧力鍋で炊くことで、早く美味しいご飯を炊けて新米も美味しく食べられます。

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まとめ

新米の水加減についてご紹介しました。
新米の水加減は以前のように古米と比べて少なくしたりする必要はありません。
しかし、銘柄によっては水を控えた方がいいモチモチとした食感の新米もあります。
一度炊いてお好みの水加減を調整してみるといいでしょう。
また、新米だからと水加減を減らし過ぎて、硬くなる銘柄のお米もありますので注意が必要です。
夏場、冬場でも浸水時間や水温に気を付けて新米を美味しく食べてみるのがおすすめです。

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