お米の「食べ比べ」でおいしいお米を見つけよう

目次

お米の食べ比べというと、YouTubeなどの動画配信者の人が行う企画であまり一般的には行われていないというイメージを持つ人の方が多いのではないでしょうか。
この記事ではお米の食べ比べにはどのようなメリットがあるのかから、食べ比べの新しい楽しみ方まで詳しく解説します。

お米の食べ比べとは


あまり知られてはいませんが、日本で国に品種登録されているお米の種類は約900種類もあり、そのうち主食用として作付されているお米が約300種類あります。
このことから日本のお米において、その全ての品種を食べた経験のある人はほとんどいないのではないでしょうか。

またお米は農産物で取れた年によっても食味が変わるため、美味しいお米やニーズに合ったお米は実際に食べ比べをしてみなければ見つけることが難しいのです。
近年はお米の食べ比べができる飲食店、道の駅、イベント、またお米の販売店などが少しずつ増加してきているため、機会を見つけてこのような場所に足を運べば、自分に合ったお米に出会える可能性が高まります。

ではお米の食べ比べは具体的にどのような時にするのが良いのでしょうか。
3つご紹介します。

参考:公益社団法人米穀安定供給確保支援機構情報部「お米Q&A」


目的に合う銘柄を決めたい

お米の使用目的がはっきりとしているなら、それに合った銘柄を決めるために食べ比べをするのがよいでしょう。
例えば毎日お弁当を詰めなければならないとしたら、冷めても美味しく食べられるあきたこまちや、おにぎりの好適米などをいろいろと食べ比べてみるのが良いということです。

ブランド米に限らず、目的に合わせてブレンドされたお米もいろいろと食べてみることで、毎日食べたいお米の味のイメージが少しずつ定まってくるのではないでしょうか。
しっかりと比較・検討した上で目的に合ったお米を選ぶと、購入した時に納得感があるでしょう。

いろいろ食べて考えたい

お米には定期的に新品種が加わります。
例えば秋田県産の新品種「サキホコレ」は令和4年デビューというのがイベントやSNSで華々しく宣伝されていますが、品種改良を重ねて作られた秋田県一押しのブランド米です。
このような最新の品種は、今までの銘柄とどのように食味が異なるのかは食べ比べてみないとわかりません。
新しい品種のお米こそ、積極的にいろいろ食べ比べをして自分に合っているかどうかを考えてみましょう。

参考:秋田県農林水産部 秋田米ブランド推進室「サキホコレ」

知らなかった商品に出会いたい


日本で主食用として作付されているお米は約300種類あることから、食べたことがないばかりではなく名前も知らないお米が誰にでもたくさんあるのではないでしょうか。
食べ比べでは自分の知っているお米ばかりが出て来るとは限らないため、新たな味に出会える可能性が高まるでしょう。

食べ比べギフトも人気


最近お米の食べ比べで流行っているのが、食べ比べギフトをプレゼントするということです。
具体的には手土産やお祝いの品として、お米の食べ比べギフトを送るのです。
自分の大切な人に好きなお米の味を見つけてもらうことのできる食べ比べギフトには、どのような種類の商品があるのでしょうか。
3つご紹介します。

ブランド米を少しずつセット

お米の食べ比べギフトの中で一番スタンダードなのが、日本各地のブランド米を少しずつセットした商品です。
販売店によって取り扱う銘柄は異なりますが、一袋300g程度のブランド米をいくつか詰め合わせてセットにして贈ることが多いでしょう。
また複数の種類のブランド米の中から、送りたいお米を指定できるという商品も存在します。

1つ1つのお米が異なる銘柄だとわかるように、包装紙もそれぞれ個性的なデザインになっているため、見た目も楽しめるギフトだと言えるでしょう。

お米マイスター監修(プロが選んだ確かな味)


お米マイスターとは一般財団法人日本米穀商連合会がお米に関する最新情報、精米技法やブレンド技術を持っていると認定した人を指し、三ツ星マイスターと五つ星マイスターの2種類の資格があります。
2021年11月現在三ツ星マイスターは2,218名、五つ星マイスターは449名いますが、この人たちが監修したお米の食べ比べギフトがあるのです。
お米マイスターは全国から美味しいお米を探しその品質を見極める目を持っている人たちなので、味にこだわって食べ比べギフトを贈りたい場合は、三ツ星マイスターや五つ星マイスターが監修した商品を選ぶとよいでしょう。

参考:一般財団法人日本米穀商連合会「お米マイスター認定制度の概要」


引っ越し・記念日等のギフトに

お米の食べ比べギフトをインターネットで検索してみると、結婚や入学の内祝、初節句のお祝いなどさまざまな目的で贈られているのがわかります。
日本人であればお米が好きな人も多いことから、相手に楽しく食べてもらえる可能性が高い食べ比べギフトはこれからも贈答品としてのニーズは高まっていくのではないでしょうか。


まとめ


お米の食べ比べができる場所は飲食店、道の駅、イベント、お米の販売店など少しずつ増加しており、お米の食べ比べギフトとして贈答品にもなっていることがわかりました。
この記事も参考にしてぜひお米の食べ比べをし、好きな銘柄を見つけてみてください。

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