お米の保管にはネズミ対策が必要

お米の保管にはネズミ対策が必要

目次

お米の袋に穴が開いていてネズミがかじった跡があるということがたまにあります。
ネズミのフンが周りにあることなどで気づきますが、お米の保管にはネズミ対策も必要です。
お米を保管する際にどのような点に注意して保管をすればいいのかという保管目的や気を付けたいポイントについてご紹介します。

お米の保管のために大事にしたい目的とは

  1. お米は生鮮食品であり、精米したてが一番おいしいので、購入するときは1か月くらいで食べきれる量を選ぶこと
  2. お米は高温多湿や直射日光を避けて、冷暗所に保存すること。冷蔵庫の野菜室が最適な場所であること
  3. お米は匂いを吸着しやすいので、密閉できる保存容器に移し替えること。

    保存容器は清潔に保ち、定期的に洗うことまず、お米を保管する際に、どのようなことに注意すればいいのか、保管の目的についてご紹介します。

保管期間

もみのついた状態で低温保管だと10年。
未開封の玄米をおいしく食べる目安は、購入してから冷暗所保存で約1年ほどを目安。
精米後のお米は、春から夏にかけては精米してから1~2ヶ月程度が保存期間が目安。
食べきるまでに保管しますが、その保管方法が大切です。
美味しくお米を保管するために、大事にしなければいけないことがいろいろあります。

参考:農林水産省「お米はどれだけ保存できるか」

酸化を抑える

まず、お米は空気に触れると酸化してしまい、美味しくなくなります。
できるだけ密封して空気に触れないように保管することが大切です。
酸化を防ぐために、密閉できる米びつに入れたり、ジップロックなどで密閉したりして保存するのがおすすめです。
買ってきた袋のままでは通気口の穴が開いていることなどもあり、密閉がされていないことがありますので注意が必要です。

防カビ

また、お米にカビが生えることもあります。
あまり気づかないことが多いかもしれませんが、少し黒ずんできたらカビです。
湿気を帯びてきたお米はカビが生えている可能性があります。
そして、カビが生えないようにするには、通気性のいい場所、湿気が少ない場所で保管するのがおすすめです。

お米の保管時に気を付けたい「ネズミ」の被害

そして、お米を保管している時に気を付けたいのが虫やネズミの被害です。
ネズミは特に袋を破って中に侵入しますので注意が必要です。
お米は袋に入っているから大丈夫と安心しないでおきましょう。

袋をやぶる、かじる

ネズミが家にいる場合は、袋をやぶってそこからお米をかじってしまいますので気を付けてください。
もし穴が不自然に開いていたならばネズミを疑ってみることが必要です。

米袋に侵入

ネズミは、袋をやぶって中に侵入してお米をかじったり、米袋の中でフンをしたりしている可能性があります。
また、ネズミは病原菌を持っているため十分な注意が必要です。
ネズミは夜行性のため、ネズミを直接見つけることは少ないケースでしょうが、穴やフンで気付くことが多くなるでしょう。

袋保存の仕方とネズミ対策

お米を保管する場合は、高温多湿にならない場所で容器などに保存するようにするのがおすすめです。
20度以上になると虫やネズミなどもよく動き回り、繁殖も盛んになります。
そのため、冷たい場所、冷蔵庫の野菜室などが保管におすすめの場所と言えます。

しかし、袋のまま保存しなければならないという時もあり、そんな時のお米のネズミ対策についてもご紹介します。
ネズミは夜行性なので、人が寝ている夜に活動しますので、ネズミの侵入経路や罠を仕掛けておくのがおすすめの方法です。

①防鼠ブラシ

まず、ネズミの通路となる通気口や排水溝周りやパイプなどに防鼠ブラシを巻き付けておくといいでしょう。
穴や壁などの隙間があると入ってきますので、外からの隙間がないように設置しておきます。
防鼠ブラシは、トゲトゲのブラシがたくさん付いている長いブラシです。
物理的にネズミの侵入を防ぐブラシですので、長く効果があっておすすめです。
侵入口と見られるような場所に差し込んだり、すべて巻いて隙間がないようにしたりするといいでしょう。

また、防鼠ブラシは設置する場所によって折り曲げたりもできますし、すぐに場所を移動させて対応したりもできます。
通りそうな場所をいろいろ探して設置してみるといいでしょう。

②粘着シート

そして、ゴキブリと同じようにネズミ対策用に粘着シートがあります。
プロも活用している強力な粘着力のシートでつかまえてみるのもいい方法です。
ただその際には後の処理も必要となってきます。
粘着シートを置く場所ですが、窓際や物陰になりそうな場所に置いてください。
また、しばらく置いても捕獲できない場合は場所を移すようにしてください。
通常はフンがあった場所をネズミは通り道にしているでしょう。

まとめ

お米を保管する際のネズミ対策についてご紹介しました。
お米を美味しく安心して食べるには、ネズミ対策もしておくことが必要です。
20度以上になると虫もネズミも動きが活発になってきます。
保管する際の温度などの環境にも気を付けておきましょう。
そして、ネズミは、防鼠ブラシや粘着シートで対策ができますので、自分でも対策をとってみてください。

まず、あまり高温多湿な環境でお米を保管しないこと、そしてできるだけ密閉しておくこと、またかじられないような物に入れて密閉しておくことが大切です。
冷蔵庫の野菜室などは条件が整っていておすすめです。
害虫やネズミ対策もしっかりとして、美味しくお米を保管してみるといいでしょう。

 

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