美味しい「新米」の季節 旨味と甘みがつまった、とれたてごはん

目次

新米とは

新米の時期は、待ち遠しいでしょう。
その新米の時期は、いつ頃までのお米を指すのかについてご紹介します。具体的な収穫時期などをご紹介しますので、参考にしてください。

具体的な収穫時期

新米の具体的な収穫時期は、地域によって異なります。沖縄や九州の一部では7月頃から収穫され、8月頃から九州や近畿、東海、北陸で収穫されます。
9月には関東から北の東北、北海道での収穫の時期です。

品種によっても異なり、静岡県の「なつしずか」は8月上旬、静岡県の「コシヒカリ」、茨城県の「あきたこまち」「コシヒカリ」は8月下旬と早く、新潟県の「こしいぶき」は9月上旬、富山県・新潟県の「コシヒカリ」は9月下旬、秋田県の「あきたこまち」宮城県の「ひとめぼれ」、北海道の「ななつぼし」は10月上旬となります。
それぞれのお好みのお米の収穫時期をチェックしておくといいでしょう。

新米と呼べるお米のルール

地域や品種によって異なる収穫時期ですが、収穫して実際に店頭に並ぶのは11月になる品種も多い傾向です。
また、意外と知られていないのが新米のルールです。その年の12月31日までのお米を新米と呼ぶのがルールとなっています。

つまり、早く8月から出荷されるお米は長ければ5ヶ月程度新米ですが、10月頃出荷されるお米は、短ければ2ヶ月程度が新米となります。
また、新米をチェックする方法ですが、〇年産と書かれているため確認するのがいい方法です。

初物に縁起を担ぐ「ニッポン」らしさ

日本では、特に初物が喜ばれるため、新米も喜ばれます。こうした初物を楽しみにしているのは、「ニッポン」らしさの一つでもあるでしょう。美味しい新米を食べる贅沢を楽しみに、1年に一度の新米を待ち望んでいる人も多くいます。
また、「米」という漢字は、末広がりとなっているために運が開けるとも言われています。縁起が良く、健康や幸せを祈って新米を贈る人もいるでしょう。

美味しい新米の特徴

美味しいと言われる新米の特徴についても、詳しくご紹介します。新米には4つの美味しい特徴があります。それらを知って、よく味わってみるといいでしょう。

みずみずしさ

まず、新米にはみずみずしさがあります。
収穫して長く経っていないため、水分を多く含んでいるのが特徴です。新米を炊く時にはよく水を控えて炊くように言われることが多いでしょう。
そして、実際に新米を炊くと炊き上がりがみずみずしく、ツヤが違います。

粘り

新米は、粘りも違います。
古米になると粘り気がどうしても少なくなってしまいます。
粘りがあるお米が好きな方は、新米ではもっちりしたその粘りが楽しめるでしょう。

香り

また、新米は香りもいいのも特徴です。
新米の炊き上げた時の香りの良さが好まれます。
ただし、新米も時間が経っていくと次第に香りが失われていきますので、早めに炊いて新米ならではの香りを楽しみましょう。

風味

風味もいいのが新米です。
保存方法にもよりますが、お米は古くなると風味がなくなります。
風味がいい新米を早めに食べるのがおすすめです。
長期間のお米の保存は、新米でも温度などに気を付けて保存しましょう。
せっかくの美味しいお米ですので、風味を大切に保管する場合は冷蔵庫で保管して美味しさを保ちましょう。

新米の美味しい炊き方

新米の美味しい炊き方ですが、水は少しだけ少なめにして炊きます。
お米自体に水分量が多いために水の量を減らします。
ただし、大きく水の量を控える必要はなく、気持ちだけ減らしましょう。

浸水時間は短くても30分、長い場合は2時間程度水につけてから炊くのがおすすめです。
そして、それ以上は長くつけないようにして、風味のいい新米を炊きましょう。

炊き上がったらすぐに蓋を開けて、底から大きくふんわりと混ぜていくのがおすすめです。
余分な水分を逃がすように混ぜると美味しい新米が味わえます。

4.まとめ

新米は、その時期を楽しみにみずみずしさや粘り、香り、風味などを味わうといいでしょう。
中には、新米を土鍋で炊いて楽しむ人もいます。
新米ならではの美味しさを大事にこだわって食べてみるのもおすすめです。

ふっくらとした新米、みずみずしくもちっとした味わい、香りを楽しみましょう。
新米は、塩おにぎりにするだけでも、純粋にお米の美味しさを味わうことができます。
また新米はそれだけで甘いとも言われています。
それぞれの楽しみ方をして、新米を味わってみてはいかがでしょうか。

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