飲食店を経営しているのでお米をたくさん使用するけれど、購入するたびに重い荷物を抱えて帰ってこなければならないことと、銘柄を研究するのに手間がかかりすぎることに困っている人はいませんか？
この記事ではそのような人にうってつけのサービスであるお米の定期便について詳しく解説します。
お米の定期便のメリット
お米の定期便サービスには2種類あり、毎月、隔月など設定されたサイクルに合わせて指定した量のお米を届けてくれるサービスと、ふるさと納税の返礼品としてお米を届けてくれるサービスがあります。
前者はお米の卸売業者やお米の専門店などが取扱いをしているサービスで、後者はお米の定期便サービスを行っている地方自治体にふるさと納税をした場合に受けられるサービスです。
お米の定期便サービスには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
3つご紹介します。
外食産業、給食弁当などお米をたくさん仕入れたい
外食産業や給食弁当サービスなどに携わっている場合、需要に合った量のお米を常に準備しておく必要があります。
このような場合にお米の定期便を利用すると、年間を通して在庫を確保することができるため、在庫の残量を常に気にかけておく必要がなくなるのです。
またお米の定期便のサービスを行っている業者によっては、注文内容の変更を受け付けている場合もあるため、このような業者を選べばお米の需要が少ない時期と多い時期両方に柔軟に対応ができるでしょう。
お米の購入先が決まっていないので不安定
お米の購入先が決まっていない場合、お米を使った同じ料理を提供する場合でもかかるコストが変動したり、在庫がなくなるとその料理自体を提供できなくなったりする可能性があります。
このような時にお米の定期便を利用すると、コストの変動はなくなり、いつも同じ銘柄のお米を一定量在庫として確保できることから、品切れも防ぐことができるでしょう。
お客様に喜んでもらえる料理をできるだけ低いコストで長く提供し続けるために、お米の定期便を利用するのはメリットが大きいということです。
買い忘れを防ぎたい
お米の発注業務を人が行うということは、買い忘れのリスクを０にはできないということです。
しかしお米の定期便では一度業者と契約をしてしまえば、在庫が少なくなったのを見計らって都度発注業務を行わなくてもお米が手元に届くため、買い忘れによる在庫切れを未然に防ぐことができるでしょう。
在庫切れを起こすことでご迷惑をおかけするのは大切なお客様であることを考えると、お米の定期便は価値あるサービスであることがわかります。
定期購入なら長期契約がお得
お米の定期便では、契約期間をどのように定めていることが多いのでしょうか。
契約期間は6回か12回のどちらかを選択することが多いのですが、「6か月」「12か月」としていないのは、お届けのスキップも可能な契約をする業者がほとんどのためです。
スキップとはその月のお米の在庫が多ければ購入を見送ることができるサービスで、6回の契約でも12回の契約でも事前に業者に指定された期日までに連絡をすれば見送りが可能になります。
しかしこのような長期で契約をしても大丈夫なのか不安に思う人も中にはいるでしょう。
お米の定期便で長期契約を結ぶメリットを2つご紹介します。
定期購入にするとスポット購入に比べてお得になるケース大
お米の定期便を契約した場合、その業者でスポット購入をした場合と比較して価格を安くしていることが多いと言えます。
業者によってはホームページにスポット購入とお米の定期便の価格の違いを明記している場合もあるため、このような情報を参考にして業者を選ぶのもよいでしょう。
またお米の定期便の場合気になるのが送料ですが、スポット購入では送料がかかる業者でもお米の定期便では無料としている場合も多いため、定期購入を検討するなら送料についても確認をすると、よりお得に美味しいお米を手に入れることができるのではないでしょうか。
仕入れ先を特定することで、お米の品質も安定
お米の定期便を利用する場合、業者に対して銘柄を指定してそのお米を毎回購入することとなるため、注文内容の変更を申し出ない限り同じ品質のお米が届きます。
お米の品質が安定すれば、提供できる料理の品質も安定するということです。
このようにお客様にいつも美味しいお米を召し上がっていただけるということは、同業他社との差別化にもつながるため、売り上げアップも期待できるでしょう。
まとめ
お米の定期便サービスには安定した在庫を確保できること、料理にかかるコストが安定すること、買い忘れが防止できることなどさまざまなメリットがあり、購入するなら長期契約の方が価格や品質の維持という意味でも望ましいことがわかりました。
この記事も参考にして、ぜひニーズに合った形でお米の定期便を活用してみてください。
