食べ応えしっかり目のお米とは?

食べ応えしっかり目のお米とは?

目次


ごはんはやわらか目よりしっかり目の炊き上がりが好きだけれど、どうすればいつもしっかり目のお米を食べられるのかよくわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、食べ応えしっかり目のお米をいつでも炊けるようにするために知っておきたいことをご紹介します。

お米にもさまざまな食感あり

お米の味には甘くてもっちりした風味から、対照的に淡泊であっさりした風味までいろいろな味わいがあるように、お米の食感にもやわらか目なものからしっかり目のものまでさまざまなものがあります。

銘柄ごとに産地の風土、個性がある

お米には銘柄ごとに産地の風土に合わせた個性がありますが、お米の食味チャートを見てみると、同じコシヒカリでも西日本産はしっかりめ、東日本産は柔らかめの印象です。

やわらか目

お米の食味チャートを見ると、やわらか目のお米は甘くてもっちりした風味のものが多いため、やわらか目であっさりした風味のお米を探すのは異なる産地のお米を見渡しても少し難しいと言えるでしょう。

しっかり目

しっかり目のお米の場合、甘くてもっちりした風味寄りではあるものの、甘すぎずあっさりしすぎずといった味わいのものも多く見つかるため、同じお米でも異なる産地のお米を探せば味の選択肢はやわらか目のお米より広がります。

参考:ソレドコ「おかずによって『お米』を変えたらもっと楽しい!定番おかずごとのオススメ銘柄を五ツ星お米マイスターが選んでみました」

食べ応えしっかり目のお米とは

お米の味と食感について理解していただいた所で、食べ応えしっかり目のお米とはどのような特徴や銘柄があるのかをご紹介します。

お米の特徴

しっかり目のお米を炊いた時の特徴は次の2つです。

炊きあがりにお米が立つ

しっかり目のお米は粒感があり、炊き上がりにお米が立つので美味しそうに見えます。

粒の形が崩れにくい

しっかり目のお米は炊く時のお水の量を間違えなければ、粒の形が崩れる可能性は低いでしょう。
これら2つの特徴から、近年しっかり目のお米はコンビニや大手チェーンの飲食店などに採用されることが多くなってきています。

代表的な銘柄

しっかり目のお米における代表的な銘柄は次の4つです。

ななつぼし

ななつぼしは甘味と粘りのバランスがよくあっさりとした食感が特徴的な北海道産のお米で一般財団法人日本穀物検定協会の食味ランキングで12年連続「特A」を獲得しています。
冷めても美味しいためお弁当やお寿司に使うのがおすすめです。

参考:北海道米LOVE「ななつぼし」

ヒノヒカリ

ヒノヒカリは粘りがあり弾力のある食感が特徴的な宮崎県が原産のお米で、2011年には奈良県産のヒノヒカリが特A評価を受けています。
同じヒノヒカリでも熊本県産のお米はあっさりした味わいが特徴なので、好きな人は探してみるのもよいでしょう。

雪若丸

雪若丸は大粒で食べ応えがあり、あっさり上品な味わいが特徴的な山形県のお米で、つや姫の弟ブランドとして発表されたのが特徴的だと言えるでしょう。
一粒一粒にしっかりとした存在感があるため、カレー、チャーハン、丼ものなどに良く合います。

参考:山形県つや姫・雪若丸公式ホームページ

夢しずく

夢しずくはほどよい粘りと炊き上がりのつやのある光沢が特徴的な佐賀県のお米で、脊振山系の清らかな水と肥沃な土壌に育まれるため、天然のミネラル成分をたっぷり吸収して成長します。
見た目がきれいなことから定食に使われることも多いお米です。

参考:佐賀米公式ホームページ「夢しずく」

しっかり目の食感+もっちりタイプ

お米の食味チャートでしっかり目のお米(硬い)+もっちりと評価されているお米の特徴と主な銘柄は次の通りです。

揚げ物にあうのが特徴

お米の食味チャートでしっかり目のお米(硬い)+もっちりと評価されているお米は揚げ物に良く合います。
揚げ物の味の濃さに負けず、それを受け止める力強さを持っているためです。

天のつぶ

天のつぶは炊き上がりの香りが良く食べ応えがあるのが特徴的な福島県のお米です。
JAが行った消費者アンケートでもしっかりした食感がよいという意見が出されたため、食べた時満足感のあるお米を探している人は試してみましょう。

参考:JAグループ「天のつぶ」

しっかり目の食感+あっさりタイプ

お米の食味チャートでしっかり目のお米(硬い)+あっさりと評価されているお米の特徴と主な銘柄は次の通りです。

野菜料理にあうのが特徴

お米の食味チャートでしっかり目のお米(硬い)+あっさりと評価されているお米は野菜の優しい味わいを受け止めることができるため、野菜料理に良く合います。

きらら397

きらら397は崩れにくい粒感があり噛むほど風味を豊かに感じることができる北海道のお米です。
1988年にデビューし北海道米のイメージを一新させたお米であることから、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。

参考:北海道米LOVE「きらら397」

関西業務用米.comからワンポイントアドバイス通常精米、無洗米の製品情報を見る

炊き方の工夫でもしっかり目の硬さに調節できる

炊き方に一手間かけることでも、しっかり目のお米に仕上げることができます。

季節、無洗米か通常精米かで水分量を調整

お米の浸漬時間は夏なら30分、冬なら1時間ほどが適切とされますが、短めに浸漬することでしっかり目のお米に仕上がるでしょう。
また無洗米は米:水=「1:1.4~1.5」で、通常精米は「米:水=1:1.2」で炊くと美味しいとされますが、この水分量も減らすことをおすすめします。

炊飯器の炊き分け機能を活用

炊飯器の早炊きモードでは浸漬時間や蒸らし時間が短縮され、水分量の調整も必要なくしっかり目のお米が炊けるため、もし手間をかける時間がない場合はこの方法で試してみましょう。

すぐわかる一覧表で欲しいお米を知ろう

株式会社関西業務用米.comでは、ほしいお米にすぐにたどりつけるよう、「料理別銘柄チャート表」を作成しています。
この表は「関西業務用米.com」のトップページのタブ「製品情報」から「資料ダウンロード」を選択し、「用途別お米比較表」をダウンロードすると手に入れることができるのです。

「料理別銘柄チャート表」の使い方とお米を選ぶ時のポイントをご紹介します。

和食・洋食・中華に分けて、製品情報を表に作成。
お米を食べる時の食感は、対になった次の4種類に分けることができます。

・硬い⇔柔らかい
・もっちりしている⇔あっさりしている

この4種類の食感で、お米の品種を和食・洋食・中華などで特徴的なおかずのうちどれに合うのか分類したのが「料理別銘柄チャート表」です。料理別銘柄チャート表の概要は次の通りです。

 Aゾーン=硬い×もっちりしている(揚げ物に合う)Bゾーン=柔らかい×もっちりしている(肉料理に合う)Cゾーン=硬い×あっさりしている(野菜料理に合う)Dゾーン=柔らかい×あっさりしている(魚料理に合う)
お米の品種の例・はえぬき ・森のくまさん ・つや姫 ・ヒノヒカリ・コシヒカリ ・ゆめぴりか ・ミルキークイーン ・ひとめぼれ・きらら397 ・ななつぼし ・めんこいな ・まっしぐら・つがるロマン ・ササニシキ ・ほしのゆめ ・やまのしずく

また、4種類の食感においてどっちにも偏ることなく全ての中間に位置するのがあきたこまちで、比較的どのような料理にも合いやすいと言えます。
このように揚げ物・肉料理・野菜料理・魚料理のようにおおまかなおかずが決まっているなら、それに合ったお米を準備するとそれぞれの品種による味の特徴をより活かせるでしょう。

関西業務用米.comからワンポイントアドバイス

美味しくお米を炊くための資料をダウンロードする。

和食でお米を変えたら売上アップ!?(和食編)
洋食でお米を変えたら売上アップ!?(洋食編)

まとめ

炊きあがりがしっかり目のお米を食べたいなら、銘柄や産地にこだわって硬めに炊き上がるお米を選ぶのが望ましいですが、水分量の工夫や炊飯器の炊き分け機能を上手に使うことでも実現できます。
ぜひ自分に合った方法を見つけ、美味しいお米を楽しんでみてください。

関西業務用米.comからワンポイントアドバイス

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