米・食味鑑定士の試食コメント
コクがある風味を感じます。
一見、粒がバラけているように感じますが、一粒一粒を感じることが出来るほど粒立ちが良く、口に含んだ時のかたまりが適度にほぐれます。
あっさりしていて後から優しい甘さが残り、のどごしも良く存在感があります。
『ハナエチゼン』名前の由来
華(花)を、越(コシヒカリ)より前に咲かすので「華越前=ハナエチゼン」と名づけました。
『ハナエチゼン』誕生エピソード
コシヒカリが生まれた福井県の農業試験場で、コシヒカリ誕生の35年後に開発された期待の品種です。約15年かけて、毎年約100種を交配して改良を重ね、コシヒカリの血統の「フクヒカリ」と、ホウネンワセから生まれた「越南122号」の交配でできた品種です。コシヒカリよりも倒伏に強く、収穫する時期が一足早いことが特徴です。