食べて納得!おいしい業務用米を販売しているのは?

おいしい業務用米を販売しているのは?

目次


飲食店を開業したのでお客さまに美味しいお米を召し上がっていただきたいけれど、どうやって良い業務用米を見つければよいのかわからず困っている人はいませんか?
この記事では美味しい業務用米とは何か、また業務用米を販売してくれる卸売業者について詳しく解説します。

おいしい業務用米とは

おいしい業務用米の定義とはどのようなものなのでしょうか。
「業務用米」「おいしいお米」の2つの観点からご紹介します。

財務省が発表した農林水産(米政策)という資料においては業務用米を「中食・外食でニーズがある比較的低価格の主食用米」と定義づけています

2018年に財務省が発表した農林水産(米政策)という資料では、業務用米の定義を「中食・外食でニーズがある比較的低価格の主食用米」と定義づけています。
中食とは家の外で食事を取ることを意味する「外食」と、家の中で作った食事を取ることを意味する「内食」の中間という意味を持ち、家庭外で調理された食品を購入や配達により家庭内で食べること=テイクアウトを指します。
これらのことから中食=テイクアウトと、外食=イートインに使うお米を業務用米だとイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。

参考:財務省「農林水産(米政策)」

基準をクリアした安全で美味しい米

おいしいお米が国の基準をクリアした安全でおいしいお米だとするなら、その基準はどのようなものなのでしょうか。
表にまとめてみました。

項目概要
農薬基準・農薬登録保留基準値、残留農薬基準値、環境基準の3種類がある
放射性セシウムの基準値・米は「一般食品」と定義づけられ100ベクレル/kg
カドミウムの基準値・米(玄米および精米)は0.4 ppm(mg/kg)以下
品種登録・品種登録された種子を使って栽培し収穫されているお米は誰がどのように育成したのかがわかる
農産物検査・農産物検査法に基づいて民間の登録検査機関が種類、銘柄(産地品種銘柄等など)、品位(等級)、 量目、荷造り、包装などを調べる品位検査、たんぱく質(米、小麦)、アミロース(米)およびでん粉(小麦)などの含有量を調べる成分検査を行う

日本の業務用米は、上記のように複数の観点からの検査を通過して流通するため、安全性がとても高いのがわかります。

参考:農林水産省「農薬の各種基準」
参考:農林水産省「米生産についてのQ&A」
参考:厚生労働省「食品中のカドミウムの規格基準」
参考:農林水産省「品種登録制度と育成者権」
参考:農林水産省総合食料局「農産物検査制度の概要」

安くておいしいお米が欲しい方へ

前の項目でご紹介したような安全でおいしい業務用米を手に入れるには、販売してくれる卸売業者選びが重要ですが、どのようなことに注意して自分に合った卸売業者を見つければ良いのでしょうか?
2つご紹介します。

食べ比べセットで試食してえらびたい

インターネットで検索すると、さまざまな品種を小分けにして少しずつ試食することのできる「食べ比べセット」を家庭向けに販売しているのをたくさん見かけます。
しかし、本来家庭用のお米より業務用米の方がお客様に提供する際、味や品質にこだわらなければならないため、試食へのニーズは高いはずです。
このことから同じ卸売業者でも、提案の際に食べ比べセットを提供してからお互い納得の上で販売を開始してくれる業者は信頼できると言えるでしょう。

予算に合わせた好適米など相談したい

イートインでもテイクアウトでも決まったメニューを提供するなら、そのメニューに合ったお米がブレンドされた好適米へのニーズが高くなります。
ブランド米も良いけれど、予算に合わせてできるだけおいしい食事を提供するため好適米の相談をしたいと伝えたら、それに対応してくれるかどうかも卸売業者を見極める上で大切なことだと言えるでしょう。

お米の仕入れ先が分からない方へ

業務用米を仕入れるのが初めてで、まず何から始めればよいのかよくわからない人のために、お米の卸売業者はどのような時に利用を考えるのが良いか2つご紹介します。

飲食店、ホテル、弁当など米の消費が多い業種・形態の外食産業におすすめ

業務用米の定義は「中食・外食でニーズがある比較的低価格の主食用米」のため、飲食店、ホテル、お弁当屋さんなどお米の消費が多い業種・業態の外食産業に携わっている人は、業務用米の卸売業者の利用を考えた方がよいでしょう。
家庭用米を少しずつ購入して消費するより、大幅に仕入れのコストを削減できるようになります。

お米の卸売業者なら知識が豊富

お米の卸売業者の中には「米・食味鑑定士」といった資格を持つプロフェッショナルがいるため、専門知識を活かして今よりもっと自分の提供したいメニューに合ったお米を提案してくれる可能性があります。
また毎年のようにリリースされる新しい品種のブランド米や、好適米についても最新情報を収集し、それに基づいた提案や販売をしてもらえるため、取引を重ねるごとにお米に詳しくなれるというメリットもあるのです。

まとめ

おいしくて安全な業務用米を販売してもらいたいなら、お米の卸売業者に問い合わせをすると豊富な知識を活かした適切な提案を受けることができるでしょう。
この記事も参考に、ぜひ自分の提供したいメニューに合ったお米を販売してくれる卸売業者を見つけてみてください。

関西業務用米.comからワンポイントアドバイス

業務用炊飯の基礎知識をダウンロードする。

お米の事なら関西業務用米.comへお任せください

お電話ご希望の方はこちら