業務用米は、ホテルや飲食店などで多く使われているお米です。
業務用ブレンド米と聞くと「リーズナブルだけれども、美味しくないのでは」と思う人もいるでしょう。
しかし、業務用ブレンド米は、それぞれの料理に合ったブレンド米などを業務用に混合して作ったものです。
安くて美味しいのが特徴のお米と言えますので、業務用ブレンド米の特徴について知ってみませんか。
業務用と名前がついている意味とは
「業務用」と名前が付いているお米は、ホテルや飲食店などで大量に使われるお米のことを意味します。最小ロットが30kg程度と多いのが特徴と言えるでしょう。
「業務用」と聞くだけで、安いが美味しくないと考える人も多いかもしれませんが、業務用米では、一般家庭でも利用する「新潟県コシヒカリ」や「山形県産ハエヌキ」などの銘柄米も安く購入できるようになっています。
たくさん消費するからより早く高品質なお米を提供できるお米
業務用のお米は、たくさん消費されますので、安定した量と質の確保が大切です。
1年中を通して安定した多くの量を確保する必要があります。
天候などの問題で、量が確保できないということがないようにしなければならないでしょう。
量と質をしっかり保つことができるお米であることが必要です。
契約農家の安全なお米
そして、また業務用のお米は、量と質を確保するために、あらかじめ契約農家にお願いして、量を確保しながら作ってもらうケースもあります。
どのような土地でどのような農法で作られたお米なのかがしっかりわかり、トレーサビリティもきちんとするためおすすめです。
そうすることで、できるだけ同じ産地で作ったお米を利用することで、年間を通して同じ品質を保てて業務米としてはいいでしょう。
業務用米はなぜ安くておいしい?
業務用米がなぜ安くておいしいのかについてですが、次にご紹介します。
一般家庭が食べているお米と同じような銘柄米がどうして安くおいしく業務用米として手に入れられるのかですが、業務用米には特徴がありますので参考にしてください。
品種・産地など異なるものを混ぜて販売している
業務用は、ブレンド米を利用することが多いのが安さの秘訣です。
ブレンド米とは、「複数原料米」と言われ、複数の銘柄米が混合されています。
品種、産地、産年などが異なるお米を上手く混ぜ合わせることで、安定した供給と味のお米、そしてリーズナブルなお米が実現されています。
また、料理に合ったお米など、ニーズに合ったブレンド米も選ぶことができて、最近では人気が高くなっています。
独自の安い仕入れルート
また、業務用米は、お米専門店の独自の安い仕入れルートによって大量に仕入れることで安くなっているのがメリットです。
お米を仕入れる方法はいろいろありますが、お米専門店を活用して業務用米を仕入れることで、量と質も確保しながら美味しいお米が安く仕入れられておすすめです。
香り、味、価格、配合を決めて業種が求めるようなお米に近づけている
また、業務用米の特徴は、業種や作る料理によって、おすすめの香り、味、価格、配合のお米が選べるのが特徴です。
お米専門店のお米マイスター、『米・食味鑑定士』によって、業種や料理のニーズに合ったお米が作られているため、それらの中から選べます。
ブレンド米も、どんなブレンドになっているかによって特徴が違いますので調べてみるといいでしょう。
それぞれのお米は、銘柄によって特徴があり、それを活かしながらブレンドすることで、独自の特徴を持ったブレンド米ができます。
そして、それを選ぶことによって、独自の業種、料理に合った業務用米を選ぶことが可能となります。
粘りが強いお米、冷めても美味しいお米、米粒が大きい、小さいなど特徴を活かしてピッタリのお米選びをするといいでしょう。
まとめ
業務用米は、大量に使用できるように量を確保し、安定した質も備えたお米です。
そして、業務用ブレンド米を選ぶことで、年間を通して量も安定し、それぞれの特徴を上手に活かしたブレンド米を安く美味しく使うことができるでしょう。
そこには、お米専門店のお米マイスター、『米・食味鑑定士』のお米への知識とこだわりが活かされています。
リーズナブルで美味しいお米を求めるならば、お米専門店で業務用米のブレンド米を活用してみるのもおすすめの方法です。