飲食店の集客のためには、夜営業だけではなくランチタイムに力を入れることも大切です。
また、ある程度ボリュームがあるメニューが求められるランチでは、日本人の主食であるお米にこだわるのがおすすめです。
お店を印象付けられるほか、新規客・リピーター獲得にもつながるでしょう。
そこで、お店の良い評判を広め、集客するためのポイントを紹介します。
ランチタイムの集客が大切
飲食店は、夜だけではなくランチタイムに注力し、ランチならではのメニューを工夫することが大切です。
お店の評判を集め、来客につなげるためのコツを2つ紹介します。
夜の営業がメインとなる居酒屋などの業態でもランチ営業増加
ランチタイムは、オフィスで働く方々や学生が外に出て昼食をとる時間を指します。
飲食店はランチタイムの客層をターゲットに集客をすることが大切です。
夜の営業を中心としているバーや居酒屋でも、ランチタイムに営業している店舗が増えています。
ランチタイムでお店を知ってもらい、夜の来客につなげられることがメリットです。
また、食材のロスを軽減できることもメリットとして挙げられるでしょう。
ランチタイムのために仕入れるわけではなく、ディナータイムもランチタイムと同様の食材を使うことで食材のロスを軽減でき、原価率を下げて利益を増やすことにつながります。
評判の秘訣はおかずをおいしくする「ごはん」にあり
お店の評判を良くするためには、食事の味がおいしいことはもちろん、個性を持たせることも重要です。
おかずを工夫して、自分では作れないもの、お店のオリジナル料理などを作りましょう。
しかし、おかずを美味しく食べるためには、セットになるお米も美味しくなければいけません。
一人暮らしや共働きで忙しい夫婦など、お米の種類や炊き方にこだわりたくても時間がないという方はたくさんいます。そのため、主食のお米が美味しいだけでも評判になり、集客できる可能性が高いです。
お米を変えてランチもディナーに呼び水に
食事メニューに使うお米を工夫したり、こだわったりすることで味の良さが評判になるでしょう。
ランチに訪れた方がディナータイムにも足を運んでくれるようにする方法を紹介します。
ランチの成功のためにお米の銘柄をお料理に合わせてみる
手の込んだおかずを作っても、主食となるお米が美味しくなければ良い評判は集まりません。
どのようなおかずを作るのかによりますが、味が濃いおかずにはあっさりした味わいのお米、素材の味を活かした薄味のおかずには甘味や香りが高いお米にするなどの工夫が必要です。
飲食店では大量のお米を仕入れることになり、利益も重視しなければならないため価格が気になるポイントです。
しかし、安さや仕入れやすさだけにこだわらずに、お店の料理に合うお米を選びましょう。
ランチからディナータイムへの誘導
ランチタイムには、ディナーの宣伝をすることが大切です。
リーズナブルな価格のランチメニューでお店の味や雰囲気、接客を知ってもらって、ディナータイムの料理やお酒、お店の雰囲気に興味を持ってもらうことで来客数増加につなげます。
お米を変えたことは宣伝材料に
お米を変えたこと、こだわって選んでいることは、お店の評判を集める重要なアピールポイントです。看板やメニューに記載することはもちろん、SNSも運用して評判を集めましょう。
「お米を変えて、さらにおいしくなりました」とメニュー、SNSでも宣伝しよう
看板やメニューには、お米を変えたこと、おかずに合うように選んでいることなどを記載します。お米選びにこだわると、こだわりのポイントやお米の魅力を長文で説明したくなりますが、簡潔に記載しましょう。
看板には一言で記載し、メニューにも1~2行程度で説明書きをします。
お店がある場所にもよりますが、ランチタイムは時間が限られている方が多く、ゆっくりメニューを見て決める方は少ないです。
そのため、一目でお米を変えたこと、おかずに合うよう工夫されていることが分かり、すぐに注文するものを決められるように工夫しましょう。
ランチの評判をあげるためのSNS運用のコツ
SNSには、TwitterやInstagram、Facebookなど様々な種類があるため、自分のお店にとって相性が良いツールを決めて投稿を継続することが大切です。
いくつものSNSを同時に始めると、投稿するための時間がかかり継続できなくなる可能性があるでしょう。
また、各SNSに投稿する写真や文章を工夫し、SNSの内容をチェックすればお店の場所や営業時間、期間限定メニューなどが確認できるように、ホームページと同様の意味を持たせることが大切です。
いくつものSNSを併用したい場合は、Instagramは空席や予約状況、営業時間はTwitterに投稿するなど、SNSの特徴を活かして使い分けましょう。更新する目的が明確になるため、投稿を続けやすいです。
まとめ
ランチが評判になれば、ディナータイムのメニューにも興味を持ってもらえる可能性が高いです。
「ディナーがメインだから」という理由で手を抜かず、ランチメニューにこだわることが大切です。日本人の主食であり、多くの人が好んで食べるお米はこだわって選んで、お店のアピールポイントにしましょう。