業務用保温ジャーなら炊き立てのふっくらごはんをキープ

業務用保温ジャーなら炊き立てのふっくらごはんをキープ

目次

飲食店を経営していて美味しいごはんが売りのため、そろそろ業務用保温ジャーを導入したいけれど、どのようなタイプの商品が自分の店に合っているかよくわからないと悩んでいる人はいませんか?

この記事では業務用保温ジャーの機能からおすすめポイントまで詳しく解説します。

炊き立てのおいしさを届ける

保温ジャーはごはんを保温し、乾燥を予防する機能を持つため炊き立ての美味しさをお客様に届けることができます。
電気で保温する電子ジャータイプと、ごはんそのものの熱で保温するおひつタイプの2種類がありますが、長時間の保温をするなら電子ジャータイプの方が適しています。

通常炊飯器で炊いたごはんを保温ジャーへと移して使いますが、保温ジャーはサイズのバリエーションが豊富なのが特徴的だと言えるでしょう。

業務用保温ジャーは1升以上のサイズの保温ジャーを指しますが、飲食店では3升以上の業務用保温ジャーがよく使われています。

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業務用保温ジャーのおすすめポイント


飲食店で業務用保温ジャーを使うことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
おすすめポイントを4つご紹介します。


保温専用の電子ジャーなら5升対応など大量保温が可能

業務用保温ジャーの中には、保温専用の電子ジャーであれば5升までごはんを保温しておくことのできるものがあります。

お米料理がメインの飲食店や、ランチタイムで大量のお米を消費する飲食店の場合、タッパーよりも5升や4升など、大きめの電子ジャーを選んでおくことでお米が途中で切れてしまう心配もなくなるでしょう。

ごはんがすくいやすいよう広くて浅い設計

業務用保温ジャーで検索してさまざまな画像を見ると、縦長なデザインのものから横幅が広いデザインのものまでさまざまな種類があるのがわかります。
縦長なデザインのものであれば同じ量のごはんを保温しておく場合設置スペースが少なくて済み、横幅が広いデザインの場合ごはんをしゃもじで盛り付ける時に手早くすくいやすくなります。

それぞれにメリットが異なるため、自分の店のニーズに合ったデザインの業務用保温ジャーを選ぶようにしましょう。

消費電力が抑えられる

業務用保温ジャーの電子ジャーの場合、ごはんを保温するためだけに電力を消費するため、炊飯にかかる電力を使わなくて済みます。
ごはんをガス炊飯器で炊くようにすると、さらに節電することも可能です。


店頭でも置けるおひつタイプもあり

業務用保温ジャーにはおひつタイプもありますが、コード類がついていないため店頭にも設置しやすいでしょう。
また木製のおひつを選ぶと、ごはんの水分を適度に調整してくれるので、味にこだわりたい人にもおすすめです。


業務用炊飯&保温ジャー

業務用保温ジャーには保温だけではなく、炊飯機能を持っているものもあります。
炊飯機能を持つ業務用保温ジャーにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
2つご紹介します。

白米/無洗米/すしめし/おかゆ/炊き込み/を炊き分けできる保温ジャーもあり

炊飯機能を持つ業務用保温ジャーの中には、白米、無洗米、炊き込みごはん、すしめし、玄米とそれぞれのメニューを選ぶだけで適切な火加減で炊き上げることができるものがあります。

業務用保温ジャーであれば、料理ごとにお米の品種を使い分けたい場合や、メニューによってお米の炊き方を変えたい場合でもこのような手間や時間をかけることなく美味しいごはんをお客様に提供することができるのです。

マニュアル炊飯機能を持つ保温ジャーもあり


業務用保温ジャーには、お米の質やお客様の好みに合わせて炊きあがりを調整することができるマニュアル炊飯機能がついているものがあります。

前炊き、火力、温度、蒸らしの各工程を変化させることでお店のこだわりのごはんが再現でき、さまざまなメニューにも柔軟に対応できるのです。
競合する他店とごはんの味で差別化したい時などは、この機能を使ってみるのもおすすめです。

業務用保温ジャー使用時に気を付けたいポイント

飲食店で保温ジャーを使うメリットをご紹介しましたが、使用する際に気を付けたいポイントがいくつかありますのでお悩み別にご紹介していきます。

保温ジャーに入れておくとお米が乾燥してしまう

保温ジャーは適温でいつでも美味しいご飯を提供できますが、加熱をする事で、ご飯の水分が減少してしまいます。

保温ジャーでご飯を保温する場合、最長3時間までに使い切るようにすることが大切です。

保温ジャーで入れておくとご飯が茶色くなるのはなぜ?

保温ジャーにお米をいれておくとご飯が茶色くなるのは「メイラード反応」によるものです。「メイラード反応」とは糖とアミノ酸が結合しメラノイジンという茶色の物質やにおい成分が生成される現象です。

保温の温度が高い保温ジャーにいれておくとこの反応が活発になりより茶色くなることがあります。

これを防ぐには長く保温をしないことや、硬度の高いミネラルウォーターで炊飯しないなどがあります。

保温ジャーにいれておくとお米が臭くなる

保温ジャーにお米を入れておくとお米が臭くなるのも「メイラード反応」によるものです。

また保温時間が長すぎると徐々に乾燥して変色や臭いが起こりやすくなります。

出来れば3時間程度で提供が完了するよう、小分けに炊飯を行い、炊きあがりの美味しいご飯を提供できるようにすることが大切です。

保温ジャーでは何時間くらい保存できる?

最長で3時間までが目安です。

時間が経過するとご飯の風味が落ち食感も悪くなり色が黄色味を帯びてきます。

保温ジャーで保温する際の最適な温度は?

保温ジャーでご飯を保温する最適な温度は70度前後をキープすることが推奨されています。

高めの温度で保温すると雑菌の増殖は抑えられますが乾燥がすすみ、黄ばみや臭いの原因になります。

また低めの温度で保温すると水分の蒸発や黄ばみを防ぐことができますが、雑菌の増殖が進みやすくなります。

まとめ

業務用保温ジャーとは1升以上のサイズのごはんを保温し、乾燥を予防する機能を持つ機器で、電子ジャータイプ、おひつタイプにわかれ、炊飯機能がついたものも存在します。

飲食店で美味しいお米を提供するには保温ジャーは大活躍しますが、使用する際には時間や温度に気を付けて提供する必要があります。

この記事を参考にして業務用保温ジャーのさまざまな機能や使い方を知り、自分のお店のごはんや、品種に合った機器を選んでみてください。

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