飲食店にとって、食材の仕入れ原価をどう抑えるのかということは大きな問題です。
経費を節約して、売上をアップさせるために、お米の原価について検討する方法をご紹介します。
美味しいごはんを提供しながら、原価を抑える方法を参考にしてみませんか。
メニューの原価率を考える
メニューの原価率はとても重要ですが、メニューの中でも材料費が変動しやすいものもあるでしょう。
例えば野菜などは天候によって価格がとても左右されます。
また小麦なども輸入が多いために高騰することが多くあります。
メニューの原価率をどう下げるかは、悩みも多い所ですので、原価率を下げる方法についてご紹介します。
野菜高騰の場合も多く、原価率は変動
野菜は、多くのメニューに使用することも多く、たくさん使われることが多いでしょう。
しかし、野菜は天候によって価格が高騰する物も多く、原価率は変動が大きいのも特徴です。
あまりに高い場合や品薄の場合は、代替えの野菜で検討することもあるでしょう。
野菜の原価率は変動が大きいだけに抑えるのが大変なのが特徴です。
原価率3割未満に抑えられたら理想的
飲食店での原価率は3割未満に抑えられれば、利益が大きくなって理想的です。
しかし、そのためにどの原価率を下げるのかは、メニューによってそれぞれ検討する必要があるでしょう。
野菜の原価率は通常は低いのですが、変動しやすく時には高い原価率になります。
その点、多くのメニューに使うお米の原価を見直して、原価率を下げる方法を考えるのもいい方法です。
お米の原価を安くできないか見直そう
お米の原価率を下げる方法について次に見ていきます。
お米の原価率を下げるには、量を工夫するか、単価を下げる方法があるでしょう。
メニューで使う1食あたりのお米の量は大きく変わらない
お米の原価を考える場合に、茶碗1杯のご飯は約150g、メニューで使う1食当たりのお米の量は150g~200gのことが多くなっています。
様々なお米を使ったメニューがあると思いますが、あまり1食あたりのお米の量は大きく変わらないものとなっています。
そこで、お米の原価を考えた場合、
10kgで4,000円のお米を使うとして、炊き上がりが24kgとなった場合、1食150gのごはんが160杯取れます。
つまり、4,000円÷160=25円
また、1食200gの場合120杯となり、4,000円÷120=33.3円とお米の原価計算をすることができます。
1食あたりのごはんの量から仕入れる量までが決まる
そして、1食あたりどのくらいのごはんの量にするのかで、お米の仕入れの量が決まっていきます。
例えば、1食150gで50kg仕入れると800杯分、1食200gで50kg仕入れた場合600杯分になります。
1杯単価が安いお米に切り替えることも戦略
お米の原価を下げるには、1杯当たりの量はある程度決まっていますので、単価が安いお米に切り替えることも戦略です。
例えば、50kg仕入れるとして、20,000円の場合と10,000円の場合では、1杯当たりの単価が150gで25円と12.5円と差が出ます。
1杯200gの場合33.3円と16.6円となります。
50kgのお米を半額のお米に変えることで、原価を12.5~16.7円ほど下げられます。
これは原価率を少しでも下げるためには、大きな数字となるでしょう。
売上アップへ
お米の原価を下げて、売上アップを目指す方法を考えた場合に、できればお米の美味しさは変えずに原価だけを下げるのがいい方法です。
業務用米を仕入れることで、それが可能となっておすすめと言えます。
お米の食味は変えずに原価を抑えてお客様の満足度を上げる
原価を抑えながら美味しいお米を探すには、お米ソムリエがいるお米専門店で購入してみることで可能です。
お米も天候などによって収穫が左右され、価格が変動します。
産地と銘柄を特定せず、プロのお米ソムリエがその時に美味しいお米、産地と銘柄を選りすぐったのが業務用米です。業務用米を購入することで、美味しさを変えずに原価が抑えられていいでしょう。
また、飲食店のメニューによって、同じお米ではなく、メニューごとに最適なお米があります。
それを選ぶことで、原価を下げることが可能なため、検討してみるといいでしょう。
経費削減にも役立っておすすめです。
関西業務用米.comの「関西業務用米.com」では、「お米ソムリエが選んだお米」として、どんぶりやチャーハン、カレー、弁当、おにぎりなどにそれぞれ好適米が無洗米と精米で10kgから販売されています。
お米ソムリエが厳選し、価格は安く抑えつつ、美味しいお米を目指しているお米です。経費削減に役立ててみるといいでしょう。
まとめ
お米の原価について、原価を下げる方法をご紹介してきました。
お米は様々なメニューに使われるためにメニューの原価を下げるために仕入れ方法を工夫するのもおすすめです。
業務用米を活用して、美味しくかつ安いお米を安定して仕入れてみませんか。
いつも美味しさが安定している、価格が安定しているというのは大きなメリットです。
お米の原価、メニューの原価を見直す機会にしてみませんか。