大容量のお米を試しに購入しても、料理に合わないのでは、美味しくないかもしれないなど不安を抱く方も多いでしょう。
お米の味を確認してから数kg単位で購入したい場合には、お米のおためし商品で味を確認してみるのがおすすめです。
お米のおためし商品の特徴や、人気のおためしセットについて紹介します。
おためし商品とは
お米のおためし商品には、有料のものと無料のものがあります。
それぞれどのような目的で販売、配布されるのか、どのような違いがあるのかを紹介します。
おためし価格(有料)
有料のおためし商品は、通常よりも安い価格で購入できたり、少量で販売しているため手頃な価格でためせたりするものです。
量は少ないですが数百円で購入できる商品もあり、万が一自分の好みではなかったとしても損をした気分にならないでしょう。
また、いくつかの種類を比較したいときにも金額を気にせず気軽に利用できます。1種類2号程度が目安なので、しっかり味をチェックできるでしょう。
初めて食べるお米や、いくつかの種類を食べ比べてから大容量で購入するお米を決めたいといったときにおすすめです。
無料おためし(無料)
無料のおためしセットは、1種類、少量を無料でもらえるサービスです。
新銘柄を知ってもらいたい業者が勧めていたり、おすすめのお米を試しに食べてもらいたい場合に配布したりといったことがあります。
お米を購入した際に無料おためし商品を付けてもらえることも多く、新しいお米を知るきっかけにもなるでしょう。
人気のお米おためしセット
お米のおためしセットは、いくつかの銘柄を比較するためのセットや、産地別のセット、新銘柄を知ってもらうためのお得なセットなどがあります。
どのようなお試しセットが人気なのか、実際に販売されていた商品を参考に見ていきましょう。
人気銘柄を少しずつセット
人気のある銘柄を少しづつ入れ、食べ比べができるようにした商品は人気のおためしセットのひとつです。
例えば、「こしひかり+てんたかく+ミルキークイーン+てんこもり+あきだわら+富富富+ひとめぼれ各3年産」をセットにした商品、「ゆめぴりか+ひとめぼれ+つや姫」「ゆめぴりか+ななつぼし+ゆきさやか」などが挙げられます。
7種類の銘柄のおためしセットは、それぞれ300g、約2合ずつがセットになっており、少量ずつ食べ比べができる商品でした。ゆめぴりか+ひとめぼれ+つや姫、ゆめぴりか+ななつぼし+ゆきさやかのセットも同様に300g、約2合ずつがセットのため、銘柄を少しずつセットにしたものはそれぞれ2合ずつ試せるものが多いといえるでしょう。
米の産地別セット
北海道、東北地方、中部地方など、各地域のお米をセットにした商品です。
例えば、北海道は生産量が全国1位、お米は粘りがあり柔らかく、アミロースやタンパク質にこだわって作られています。ブランド米の「おぼろづき」「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」が有名です。北海道産のお米は粒立ちが良くあっさりした味わいで、食感を大切にしたい方から人気を集めています。
東北地方は冬に雪が降り、雪が溶けて川に流れるため水源が豊富であり、美味しいお米が育つ地域です。中部地方は、日本海に面している地域、内陸、太平洋に面している地域など気候が異なりますが、各地域に最適なお米作りをしています。アルプス山脈から清流が流れているため、お米作りに適しているといえるでしょう。
日本の西側でも、近畿地方、中国地方などお米の産地として有名な地域があります。近畿地方は日本海側、太平洋側、瀬戸内海側と気候が大きく異なり、コシヒカリ、ヒノヒカリ、キヌヒカリといった銘柄をメインに作っていることが特徴です。
中国地方は、瀬戸内海側、日本海側に分かれており、土地に適したお米作りをしています。お米は、地域によって特徴が異なるため、どの地域のお米が用途に適しているか、自分好みかなどを知るために、産地別のセットを活用しましょう。
新銘柄のデビュー記念セットなど
新銘柄を発表する際に、より多くの方に知ってもらうためにデビュー記念セットを販売することが多いです。
過去に販売されていた商品としては、銘柄米3種セット、特Aを獲得した銘柄を集めたプレミアムセットなどが挙げられます。
特Aを獲得した銘柄を集めたプレミアムセットには、岩手県が特Aランクを獲るために10年間という時間をかけて開発した新ブランド米「銀河のしずく」が入っていました。
デビュー記念セットをこまめにチェックすることで、こだわりの新銘柄の味を知るきっかけになることが魅力です。
まとめ
お米のおためしセットは、銘柄の食べ比べや産地ごとの違いを知ることも可能です。
また、新銘柄が発表されるタイミングでデビュー記念セットを販売することもあります。
どのお米が良いか迷っている方や、食べ比べをして自分好みのお米を見つけたい、料理に合うお米を見極めたい方は、お得なおためしセットを活用しましょう。
