お米はどのように保管していますか。
保管状態によって、美味しさも変わってきます。
お米の保管場所や保管におすすめの袋について詳しくご紹介します。
できるだけお米の精米日から期間が経たないうちに食べるのがおすすめですが、保管場所については次の場所を参考にしてください。
お米の保管場所
お米の保管場所として、おすすめなのは、日が当たらない高温多湿にならない場所です。特に夏場や梅雨時はお米の保管にも気を配る必要があります。
日の当たらない、温度の低い場所で保存しましょう。
風通しのよい場所
お米は、特に夏場には風通しのいい場所で保管するのがおすすめです。
お米の袋によっては、袋に小さな穴が開いているほど、通気性が大事となります。
風通しが悪いとお米が湿気を帯びてしまうでしょう。
台所のシンク下などに保管する人が多いのですが、シンク下は湿気が多く、風通しが悪い場所です。
カビが生える可能性もありますので、気を付ける必要があるでしょう。
高温多湿にならない場所
また、日本の夏は高温多湿になりますので特に注意が必要です。
直射日光が当たらない場所はもちろん、比較的涼しい10~15℃くらいの気温の場所、湿度15%程度の場所に置くようにするのがおすすめです。
冷蔵庫の野菜室のような温度の場所が良く、野菜室に入れて保存する人も増えています。
また、熱を発するものの近くで保管しないようにもしましょう。
例えば、電子レンジや冷蔵庫のすぐ近くに置くと、熱を持っていますので、お米の温度も上がりやすくなります。
電化製品の周りに置かないように充分気を付けてください。
また、水回りのそばも湿気が常にあって、おすすめできません。
こうして見てきますと、お米の保管にいい場所とは、風通しがよくて少し暗くて高温多湿にならない場所です。
カビが付いたり、虫ができたりしないように、保管には気を付ける必要があります。
保管によい袋とは?
ここで、お米の保管によい袋についてもご紹介します。風通し良く高温多湿にならないように、冷蔵庫の野菜室などで保管するのがベストですが、保管する袋にも気を付けるといいでしょう。
冷蔵庫の野菜室などに入れやすいおすすめの保管袋についてもご紹介します。
ジップロック
最近では、ジップロックに入れて保管する人が増えています。
ジップロックですと密閉されますので、お米が空気に触れないために酸化が防げます。
また、虫が付いたり、入ってきたりすることも防げます。
また密閉することで温度や湿度の影響も少なくて済むでしょう。
冷蔵保存用のジップロックの袋のLサイズで、1ヶ月程度のお米を保存できますので、小分けにして保存しておくのもいい方法です。
チャックがついた袋
また、ジップロックでなければチャックがついた袋でも大丈夫です。
お米をできるだけ満杯に入れて、空気を抜いてチャックをしておくといいでしょう。
チャックをしていれば虫も入ってこなくておすすめです。
お米の保管に適切なサイズのチャックがついた袋を購入するといいでしょう。
購入時の米袋のまま保存するなら脱酸素剤を入れよう
また、購入時の米袋のまま保存したいと思う人もいるでしょう。
その場合は、脱酸素剤を米袋に入れて保存するのもおすすめの方法です。
一度脱酸素剤を入れてから米袋を再度きちんと閉めて保存するといいでしょう。
また、最近ではお米保存用の袋も登場しています。穀物用脱酸素剤が入った「お米長持ち袋」などが売られていますので便利です。
お米10kgなどが入れられ、脱酸素剤も一緒に入った袋となっていますので、そのままお米を入れるだけですので済みます。
まとめ
せっかくならば、お米の保管方法も工夫して美味しいまま保管したいでしょう。
お米の保管方法にもこだわってみませんか。
保管場所や保管袋にこだわることで、長く美味しいお米が食べられておすすめです。
特に夏や梅雨時は注意が必要です。
お米の保管に気を付けて、通気性のいい場所で、高温多湿を避け、あまり酸素に触れて酸化することがないに注意して美味しく保管しましょう。
冷蔵庫に保管する人、脱酸素剤を入れてそのまま米袋で保存する人など、保存場所でもっともいいお米の状態で保つよう袋選びも気を付けましょう。