無洗米の製法は大きくわけて2つ
無洗米が時短で節水になるため人気となっています。無洗米を作るための製法は、大きく分けて2つです。
無洗米にするには、糠(ヌカ)を取ることが大切ですが、その取り方に2つの方法がありますので紹介します。
①糠で糠をとる「乾式」
精白米をステンレス製の機械の筒内で高速で撹拌して、筒内の金属壁に接触させる方法が一つです。
肌ヌカには粘着性があるために、金属壁に次々と肌ヌカが付着していき糠だけを取る方法があります。
水を使わないため「乾式」と言われています。
②水で糠を洗って乾燥させる「浸式」
精白米を一度水で事前に洗って肌ヌカを取る方法があります。
短時間に脱水して乾燥させる「浸式」という方法です。
購入してから洗わなくていいように、事前に一度水で洗って短時間で乾燥させる方法です。
浸式採用のポイント
無洗米の製法には2つの方法がありますが、多くの場合は浸式製法が取られていることが多くなります。浸式は事前に一度水で洗う方式ですので、簡単に無洗米が作れる方法と言えます。
関西業務用米.comは業務用米に特化
無洗米を業務用米で使いたいというケースも増えてきていて、関西業務用米.comでは、卸を専門にした業務用米を扱っています。
浸式製法での無洗米も多く取り扱っていておすすめです。業務用米として、浸式無洗米を活用するメリットについても知っておいてください。
水で洗い落として乾燥させるひと手間の工程で、お米を炊く水の濁りがかなり少ない
浸式無洗米を業務用米として卸で活用することで、最初に水で肌ヌカを落としたものが仕入れられますので、お米を洗う手間が必要ありません。また、お米を炊く際にも水の濁りがかなり少ない美味しいお米が炊けます。
無洗米を卸で仕入れることで、自分たちで洗うよりも肌ヌカをきれいに取ることができておすすめです。
有洗米と無洗米の違いとは?
無洗米を業務用で使いたいが、どんな違いがあるか気になることも多いでしょう。実際にどのように違うのかをさらに詳しく見ていきますので、参考にしてください。
よく、無洗米は価格が高く業務用米にはあまり使えないなどと言われますが、白米と比較した場合についても知っておくといいでしょう。
精白米は米ぬかなどが付着。取り除かれた無洗米は、同じ重さでも精白米より量が多い
精白米は、米ぬかが付着したままのお米の状態です。
これを自分で洗って米ぬかを取るため、洗うと実質量が減ります。
また、無洗米はすでに肌ヌカが取り除かれたお米ですので、精白米と同じ重さで比較すれば、無洗米の方が実質量が多くなります。
コストが高いと言われますが、実質量は無洗米が多いことを知っておくのがおすすめです。
糠はお米の酸化を早めるため、きれいに取り除かれるとおいしさが長持ち
また、精白米についている糠がお米の酸化を早めて味を劣化させると言われています。糠が付いた状態の白米では、保存方法も難しくなります。
その点、無洗米は、肌ヌカが事前にきれいに取り除かれているため、保存する場合もおいしさが長持ちしておすすめです。
無洗米はお米を炊く手間が少し軽減されるのに、栄養価が高い
コスト面だけでなく、無洗米はお米を炊く手間も軽減され、その分仕事が効率的になるのがメリットです。
また、無洗米と白米では、栄養価的には、水で洗わない無洗米では水溶性ビタミンなどが残る利点があります。
ビタミンB1やナイアシンなどが2倍高くなり、その分の栄養価が高くなります。
卸会社で無洗米を発注するメリット
無洗米の良さを見てきましたが、ここでお米の卸会社で無洗米を購入するメリットについても参考にしてください。お米の卸会社で業務用米として無洗米を購入した方がいいメリットは2つあります。
スーパーなど量販店では無洗米の種類が少なく選択肢がない
無洗米を業務用として使おうとした場合に、スーパーや量販店で購入する場合には、種類が少ないデメリットがあります。
無洗米にも様々な種類がありますので、業務用では、メニューなどに合った銘柄を選ぶのがおすすめです。お米の卸専門店ならば、無洗米もこだわって選べるのがメリットと言えます。
多くの銘柄を扱うので用途に応じてブレンドできる
また、お米の卸業者ならば、無洗米の多くの銘柄を扱っているため、メニューや用途に合わせて、最適なお米にブレンドすることも可能です。
それぞれの銘柄でお米の特徴がありますので、その良さを考えた美味しいお米にすることが可能です。
お米マイスターがいる卸専門店ならば、お米の特徴についてよくわかっていますので、多くの無洗米の中から、最適なブレンドにできておすすめです。
無洗米でおいしい銘柄にもこだわって選んでみることができます。
まとめ
無洗米の製法やメリットを紹介しました。無洗米を業務用米として使うことで、美味しく保存もでき、炊いても美味しく栄養価のあるお米が炊けます。
また、節水もでき、効率的に炊くことができていいでしょう。
無洗米を業務用米として使うメリットがたくさんあります。
また、お米の卸専門業者、関西業務用米.comから購入することで、目的に合わせた美味しい無洗米のブレンド米を作ることが可能です。チャーハン用、どんぶり用など、無洗米の美味しいブレンド米が揃っています。また、自店のオリジナルのブレンド米を作ることもできます。
コストも上手にブレンドすることで抑えられてお得ですので、ぜひ活用してみるといいでしょう。