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コラム

新潟県産コシヒカリ

目次


新潟県産コシヒカリは肥沃な土地と昼夜の寒暖差、豊かな水に恵まれた環境で育まれます。粘り気や弾力があり甘味も強く、コシヒカリの長所が余すところなく生かされたお米となっています。今回は新潟県産コシヒカリの特徴や味、美味しい炊き方、向いている料理などをご紹介します。


新潟県産コシヒカリの特徴

新潟県産コシヒカリは、炊きあがりの香りが良く、白くてツヤがあります。甘みと旨みが強く、なめらかで柔らかく粘り気と弾力があります。冷めても変色せず甘みがあり硬くならずツヤも生きています。他のコシヒカリでは、炊きたては美味しいが冷めると味が落ち、お弁当のご飯が固まってしまうという声も聞かれます。炊きたてでもツヤが感じられずパサパサした食感のコシヒカリもあるようですが、新潟県産コシヒカリは「人生観が変わるほどの美味しさ」「食べる人に感動を与える芸術作品のようなお米」という声が聞かれるほど高評価となっています。


新潟県産コシヒカリの味

お米の美味しさに深く関わる主な成分は、水分・でんぷん・タンパク質・脂質・ミネラルです。新潟県産コシヒカリにはこれらがバランス良く含まれており、粘り気と旨みに関わる “でんぷん”に含まれる「アミロース」と「アミノペクチン」のバランスも良く、お米本来の美味しさにつながっています。炊きあがりはつややかで、噛むほどに甘みが増しお米本来の旨みが強いので、濃い味の料理と相性が良いお米です。また冷めても甘み、旨みともに残ります。


新潟県産コシヒカリの美味しい炊き方

コシヒカリを美味しく炊くにはお米の計量や洗米、水加減、蒸らしなど、いくつかのポイントがあります。基本的なことですが美味しいお米を召し上がっていただきたいので項目ごとにご紹介します。

1.お米の計量

お米は炊飯器に付属している計量カップ(180ml)に入れ、表面を箸などでならしすり切りの状態で計量します。お米本来の粘り気や弾力、旨みなどを生かすために、お米はきちんと計量することがポイントです。

2.洗米

お米はゆっくり洗うと炊きあがりがヌカ臭くなるので手早く洗うことがポイントです。

【洗米のコツ】

(1)最初のお水はヌカなど含まれるので素早く水を切ります。

(2)お米を研ぐときは力を抜いた手でお米全体を動かすようにします。

(3)研ぎ汁が米粒を確認できるくらいになれば十分です。

最後はお米をザルにあげ水気を切ります。お米の表面が乾燥し過ぎてしまうと割れてしまうので濡れ布巾をかぶせましょう。お米の芯まで水分が届くには夏期は30分、冬期は1時間程度かかります。お米の表面が白っぽくなり一粒を手に取り両手親指の爪で挟みつぶした時、均等に崩れるなら「洗い米」の完成です。

【洗い米のメリット】

ポリ袋に入れ密閉し冷蔵保存すれば約2日すぐに炊飯できる状態を維持できます。忙しい時期が予めわかっているときは洗い米を用意しておくと時間短縮でき手間が省けて便利です。

3.水加減

ご飯の美味しさは水加減が重要で正確に計量することがポイントです。炊飯器に目盛が付いていますが目安と考え、お水の計量にはお米を計量したカップを使いましょう。お米は乾燥した状態で2合の場合、洗い米では水分を含み約2.5合になります。美味しいご飯を炊くには洗い米とお水を同量にします。洗い米はすぐに炊ける状態ですから、水の浸漬時間をプログラミングされた炊飯器なら取扱い説明書を確認されることをおすすめします。

4.蒸らしと仕上げ

【蒸らし】

蒸らしをプログラミングされた炊飯器なら蒸らしは必要ありません。そうでない炊飯器をお使いの場合は炊きあがってもすぐに蓋を開けず10分程度は蒸らしましょう。

【仕上げ】

ご飯は炊きあがったままにすると蒸れて固まってしまい、味に大きく影響します。蒸らしの直後にご飯をほぐしましょう。ご飯をつぶさないようにしゃもじでご飯を切るようにして全体をほぐします。

5.お米の保存法

お米は鮮度が大切です。新潟県産コシヒカリの美味しさを保つのに理想的な保存環境は15℃以下、湿度は70%~80%と言われています。直射日光と高温多湿を避けて保管します。開封後は1か月程度が美味しく食べられる目安です。


新潟県産コシヒカリが向いている料理

新潟県産コシヒカリの特徴をふまえ向いている料理をご紹介しましょう。
甘みと旨みが強いので、ハンバーグやトンカツのように濃い味や強い味、脂っこい味の料理と合わせると互いに引き立て合い、食事全体の満足感が高まるでしょう。香りが強く冷めても硬くならず甘みと旨みが残るので、おにぎりやお弁当などにも向きます。その場合は柔らかめに炊くとより美味しく食べることができます。粘り気が強く食感がもちもちとしているので向いている料理は多くあります。
しかしチャーハンやパエリア、すし飯などには、お米の粘り気が邪魔をしてしまうことがありますから注意が必要です。全ての料理との相性が良いわけではありませんが、現代の食生活において新潟県産コシヒカリが向いている料理の幅はとても広いと言えるでしょう。