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業務用スーパーでブレンド米の値段が安い理由は?お米安い店は信頼と実績で選ぶ!

目次

業務用スーパーのお米の値段が安いのには秘密があります。

商品開発の段階で事前調査をし、安全性の高いお米を一度に大量に仕入れる薄利多売で利益を出すやり方です。

また、陳列方法などにも手間を省き極力人件費がかからないようしたり、広告費用を抑えるためウエブチラシを活用したりしています。

また、独自に農家と直接取引をしたり、ブレンド米を独自でブレンドしたり、自社工場で開発したりして価格をできるだけ抑えているのです。
商品の種類と量は多くブランド米も廉価な価格で売られています。

コメが安いスーパー?業務用スーパーとは?

業務用スーパーとはスーパーや小売店、企業などを対象にした卸売りのスーパーマーケットです。

食料品業務用スーパーには食品に関する商品が扱われ、業務用スーパー独自で開発した商品も販売されています。
外食産業などの業務用米は、おにぎりに使用する場合冷めても美味しいお米でないと消費者に人気がありません。

業務用米には冷めても美味しい多くの品種のお米が取り揃えられ、また、業務用米独自のブレンド米もあって、とても美味しいお米を手に入れることができます。
先にも書きましたが、業務用スーパー独自の企業努力があり価格を極力抑え、中食・外食事業者に提供しています。

個人の方も利用される方がこの頃増えました。
業務用スーパー米にはお値段が安いので外国産米と思われる方も多いかもしれません。

お米を販売するときは食品表示法に基づいて、産地・年産・精米年月・販売者の表示が義務づけられています。
安全性を気にされる方はこれらの表示をチェックするとよいでしょう。

米袋の食品表示5つのポイント!何が書いてあるかを解説

消費者庁の食品表示基準にもとづく表示(例)

①名称欄には、うるち精米は「うるち精米」または「精米」、もち精米は「もち精米」、うるち精米のうち胚芽を含む精米の製品に占める重量の割合が80%以上のものは「胚芽精米」

②産地、品種、産年が同一で、産地、品種、産年の証明を受けている原料玄米の場合は「単一原料米」。原料玄米の産地、品種、産年が同一でないなど単一原料米以外の場合は「複数原料米」「ブレンド米」。
原料玄米の産地、品種、産年が証明されたものであれば、括弧をつけて記載。
原料玄米の使用割合が50%以上の場合は、一括表示欄以外の場所に「ブレンド」などの文字を産地、品種、産年の文字のうち、もっとも大きな文字と同程度以上の大きさで表示することで「○○県産 △△△△ブレンド」と表示。

③内容量は、内容重量をグラムまたはキログラム単位で、単位が明記

④精米時期は、原料玄米を精白した年月旬(上旬、中旬、下旬)又は年月日を表示。
精米時期の異なるものを混合した場合には、それらの最も古い精米時期を表示。
「上旬」とは、月の1日から10日まで、「中旬」とは、月の11日から20日まで、「下旬」とは、月の21日から末日まで。具体的な記載位置を表記した欄外記載の場合もある。

⑤精米の場合は販売者に代えて、精米工場を所有する業者およびその工場名、住所、電話番号。

玄米及び精米商品は、これまで「調製年月日」「精米年月日」「輸入年月日」を表示することとされていましたが、令和2年3月27日より、年月日に加えて「年月旬(上旬/中旬/下旬)」表示もできるようにすることで、食品ロスの削減や物流の効率化が図ります。(農林水産省HPより)

業務用米の価格相場・品質・種類の多さ・ブレンド米が安い理由

業務用米の値段は近年上昇傾向です。
家庭用米に比べ業務用米の価格は抑えられています。

例えば最近の令和元年12月のレポートには、10月の消費者向け小売価格1㎏あたり406円、中食・外食事業者向けは262円です。
中食・外食事業者向けの販売価格については、30年11月を基準にすると、令和元年10月は100.4と0.4高くなっています。

30年10月を基準にすると販売価格は、令和元年10月にかけて大幅に下がってきています。30年10月が105.8で、令和元年10月は100.4です。
(農林水産省の販売価格の値動き調べ)

令和元年10月の全銘柄相対取引平均価格税込みで15,733円(60㎏)となっています。24年産が一番高く26年産が一倍安いです。

26年産から令和元年に至るまで上昇を続けています。品種につきましては企業が業務用米として開発した品種・種類があるため沢山の品種の銘柄が販売されています。例えば農研機構が開発した

雪ごぜん、ちほみのり、えみのあき、あきだわら、つきあかり、などがあります。
業務用米品種として開発した銘柄には、「つきあかり」のような艶があり、うまみに優れ4時間保温しても美味しさが変わらないお米なども。
これに加え一般に売られているブランド米なども販売されています。

お米の安いところは?業務用米卸業者など、お米は安い店で

業務用米卸業者にはいくつかの働きがあります。

  • 品揃え・分荷の働き/農家から商品を買い入れ保管し、消費者や実需者のニーズに合わせ品目や量を仕分けし送り届ける
  • 加工/1次加工など小売業者が求めている加工
  • 販売/産地から買い取った商品を多様なユーザーに届ける
  • 価格形成/需給に応じた価格を決める一翼を担う
  • 金融・危険負担/敏速に販売代金を支払う
  • 情報受信発信/需給にかかる情報収集し関連各社に情報を提供
(引用元 食品産業新聞社 参考)

などの働きをしています。ある一定の地域に絞って対応している卸業者ならスピーディーにお値打ちなお米を届けることも可能。
産地から届けられる場合もあり、安心してお米を調達することができるでしょう。

まとめ

家庭用米に比べ業務用米の価格は抑えられています。
業務用米の卸業者を利用することで、安心安全な時間を無駄にしないお米をお客様に提供できます。きっとあなたのお店の売り上げに貢献してくれるでしょう。