いつも新米のように美味しいお米を食べたいのですが、お米が古くなった場合にはどうしたらいいのでしょうか。古くなったお米を美味しく食べる方法を知っておくと便利です。詳しくご紹介しますので、参考にしてみませんか。
古くなったお米を美味しく食べる方法9選
①とぎ汁が透明になるまで洗って、吸収力UP
②優しく研ぐ
③水を替える回数を多めにする
④浸水時間を長めにする
⑤いつもより水を 1割程度多めにして炊いて、やわらかさUP
⑥油を小さじ半分加えて,つやUP
⑦お酒大さじ1~2杯加えて、臭いを消す
⑧ハチミツ、もち米を加えて、口あたりのもっちり感UP
⑨保温は使わず一回食べきりにしましょう!
古米の特徴とは?保存は冷暗所や野菜室へ
まず古米の特徴を知ることが大事です。古米は、前年に収穫されたお米のことをよく言います。収穫してから1年以上経つと特に古米と言われます。新米が出回る時期を過ぎてしまうと段々と古米になることが多くなり、新米が出る前には1年以上経った古米を食べることが増えるでしょう。
精米後のお米は酸化が進んで、古米臭がしたりお米が硬くなったりするため、なるべく早めに食べきりましょう。保存は密封容器に入れて冷暗所で、特に夏場は冷蔵庫の野菜室へ。
関連記事: 業務用米の保管は米びつがおすすめ
古米と新米の違い、水分量や匂いについて
古米と新米の違いについて考える場合に、新米は水を控えて炊くように言われることが多いでしょう。新鮮な新米は、お米自体の水分量が多いのが特徴ですので、水を控える必要があります。
しかし、古米になると水分量が減って乾燥してきます。炊く際にも水を少し多めに炊く必要があります。
食感も硬くなり、粘り気や艶が少なくなってくるのが古米です。
ただ、料理によっては古米が向いている場合もありますので、古米が美味しくないとは言えません。さっぱりとしている特徴が美味しいと評価される場合があります。
匂いに関してもぬかの匂いがすると言われて気になることがあるのですが、これも気を付けて炊くことで改善されます。
古米の匂い消し!美味しく食べる5つのポイント
古米を美味しく食べるコツですが、これを知っておくと便利です。水を少し多めにして炊いたり、はちみつやみりんなどを加えてふっくらと柔らかくしたりして艶を出す方法があります。
古米3合に大さじ1杯のはちみつを加えて炊いてみるといいでしょう。古米3合に対して大さじ1~2杯のみりんを入れて艶を出して、古米の匂いを消す方法もおすすめです。匂いが心配な場合は、酢を少し入れて防ぐこともできます。
●お米選びは精米日を参考にして夏場は冷蔵庫で保存
● お米の研ぎ過ぎに注意する
● 炊き上がりの硬さ・柔らかさは水量で調節できる
●炊飯は火力の強さがポイント
●炊きあがり後すぐに冷凍することがポイント
パエリアやリゾット、チャーハンなどには向いている
また、古米のさっぱりとしている特徴を活かして、パエリアやリゾット、チャーハンなどを作るのもおすすめです。パラッとしやすくなりますので美味しく食べることができていいでしょう。
まとめ
古米を美味しく食べる方法についてご紹介しました。
美味しく食べるには、まず古米の特徴を良く知っておくことが大事です。
水加減を少し多めにしたり、艶のあるご飯にするために工夫をしたりしましょう。
そして、古米の特徴を活かした料理も楽しんでみると、美味しく食べることができておすすめです。
新米ばかりを食べられるわけではありませんので、古米の美味しい食べ方を工夫してみませんか。
株式会社みどりフーズは専門の米食味鑑定士が多数在籍するお米専門の卸会社です。
大正2年創業、創業から100余年の豊富な経験と実績からお客様のニーズに合った最適なお米をご提案しております。